何から引退するのが早い方が良いかというと・・・飲酒からの引退である。
一番良いのは、飲酒に最初から参加しないことであるから、この引退の話はもちろん、現に酒を毎日飲んでいる人に向けてのものであることを、断っておく。
飲酒とは、身体にとっては実に過酷な競技である。
ウォーキングなどの軽い有酸素運動ならば、毎日やると気持ちがいいし、身体にも良いが、飲酒を毎日続けても、はて?さて?鍛えられるのは、肝臓の解毒能力だけか・・・!?いやいや、実はこれ、鍛えている積もりが、傷めているだけであり、そのうちにアルコール性肝障害(アルコール性脂肪肝、アルコール性肝線維症、アルコール性肝炎、アルコール性肝硬変)になる可能性がある。
もちろん適正なアルコールの量をきちんと守って飲んでいる人は、生涯現役で飲酒を楽しむことが出来るかもしれない...
「かもしれない...」と濁してみたのは、飲酒という習慣を持っていると、何かのきっかけ(例えば定年退職)でそれが大量飲酒へ進むかもしれないというリスクと、ある日突発的に飲み会などで深酒をして、事件・事故を起こしたり、巻き込まれたりするかもしれないリスクがあるからだ。
ここらで、飲酒から引退しておこう、と、深みにハマらぬうちに足を洗っておけば、飲んだ時だけの一瞬の快楽と引き換えに、一生アルコールの害から遠ざかることが出来るのだ。
プロ野球の選手を見ても、現役でプレー出来るのは、精々40代後半くらいまでがMAXである。それを踏まえると、飲酒などは、肝臓が元気な頃はまだしも、老いさらばえる前に、引退したほうが良いに決まっている。
私自身のことを言えば、少々引退するのが遅すぎた。飲酒の現役生活が長すぎた。こんな習慣を律儀に毎日続けたところで、金は出て行く、時間は失う、身体は壊す、信用失くす、かみさんプンプン、子供には嫌われ、なーーーんにも良いことがなかった!
とは言え、今酒浸りで、やめたいと思っているあなた!まだまだ間に合う!
私でさえ、五十路の坂を越してから思い立ち、断つことが出来たのだ!
本日ただ今、もし片手に酒の入ったコップを持っていたとしても、先ずはそれを流しに捨てて、家に置いてあるアルコール類も全部綺麗さっぱり捨てて、酒断ちに挑んでみたら、如何だろうか。
断酒とは、挑戦しがいのある難攻不落の競技である。それまで御気楽に毎日続けていた飲酒と言う競技の裏返しである。飲んでいたものを、今度は飲まないだけの単純なルールであるが、そんじょそこらのスポーツより、やってみると難しい。
最後に、今日の午後tweetして、割りと評判が良かった短歌を、再掲載。
{因みに、私は、ブログでは「のみすけ」、Twitterでは「断酒男爵」と名乗っている。
♪ブログにいるときゃっ、のみすけと呼ばれたの~、ツイターじゃ断酒男爵と名乗ったのぉ~・・・(コバヤシアキラ…古いなぁ~)て感じかな(笑)}
----@断酒男爵のtweet@----
それぞれの断酒模様
☆アル中~断酒挑戦
『頼まれも せずにひたすら 飲み続け やめられぬ身の 暗く悲しき』
☆断酒初級
『夏去りて 来る秋の風 心地よく 捨てたる酒の お陰ぞと思う』
☆断酒達人
『酒を見て 飲んだ気になり 浮かれれば しらふのままで 酔い(良い)心地する』
----@断酒男爵のtweet@----
因みに、私は今のところ、断酒初級のステージだ。達人を目指したい。
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