《飲み比べ》のことを、「闘飲」とか「酒戦」と言うらしい。
飲酒で闘う。酒の戦(いくさ)。飲むアルコールの量を競う。所詮、肝臓がフル稼働して、入ってきたアルコールを、アセトアルデヒドから酢酸に分解するだけ。その能力を競うのか。意味がないな(笑)
酒がらみで、意味があるのは、《飲まない比べ》だろう。
あなたと私、今からでもスタート出来る。今から、酒を飲まないのだ。ただそれだけ。さー、どちらがより長く我慢出来るか、やってみよう。
飲み比べの勝ち負けは、勝った方が負けた方より多くの酒を飲んだわけだ。この勝負、勝っても負けても、不健康だ。負けた人は、悔しいから、日頃の酒の量を増やして、もっと沢山飲めるように鍛えるのかもしれないな。
飲まない比べの勝ち負けは、にらめっこみたいなもの。飲んだら負け。この勝負、勝っても負けても、身体には良い。負けた人は悔しいから、今度は勝つぞ!と、益々飲まないようになる。
飲み比べには大量の酒が必要だが、飲まない比べには、参加者と、時間があればいいだけで、特別に何もいらない。
飲まない比べは、苦しいけど、相手がいると楽しいかもしれない。昨日まで飲んでいた二人とか三人が、今日から同時に飲まないというのが一番張り合いがあるかもしれない。
これは、にらめっこ
♪だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ
笑うと負けよ、あっぷっぷ
こっちは、飲まない比べ
♪のんべさん、のんべさん、のまないっこしましょ
飲んだら負けよ、うっぷっぷ
実際のところ、飲み比べは、毒(エタノール)を大量に飲むのが前提なので危険であるが、飲まない比べに危険性は皆無である。全く逆に、これまで大量に取り込んでいた毒(エタノール)を、ぷっつり断つので、健康的である。
こういう競争ならば、安全なので、参加者を募ってヨーイドンでやってみるのも楽しいかもしれないなあ。
実況中継風に書くと・・・
☆今回の飲まない競争には、100人がエントリーしました。ルールは簡単です。自己申告で、記録を延ばして行きます。○月1日に、ヨーイドン!でスタートしました。2日目で、早くも3人脱落。1週間で10人脱落。2週間、更に10人が脱落しました・・・ついに○月の終わりになりましたが、まだ半分の50人が残っています。
こんな感じで。
何回でもエントリーして、次回は今回の記録よりも長い期間飲まないのが目標とか、そのくらい緩いのがいいかもしれない。
惰性で飲んでいるだけで、実はそんなに習慣性が無い人なら、そのままやめることが出来るかも知れないし、休肝日すら無く毎日飲んでいた人でも、ある期間やめることが出来れば、自分の飲酒というものを考え直す機会になるかもしれない。
これを書いていて、以前一度だけ出たことのある、新宿〜青梅43kmの歩け歩け大会というのを思い出した。この時は、7時間4~50分でゴールした。飲んだくれ時代の私には無謀だったけれど、歩き通したという事実が経験となって、もし都心にいて電車がSTOPし、道路も渋滞で帰宅出来ないとしても、ひたすら歩けば、家に帰ることが出来るという自信がある。
酒なんぞの囚人になる前に、ある期間飲まない生活をしてみるといいかもしれないな、と思った。誰か若かりし私に、飲まない比べを挑んでくれれば良かったのになー。
P.S.
『サガシモノハナンデスカ?(断酒1年182日目)』顛末...
今日が返却の期限だった。図書館に行き、紛失した旨を告げて、どうしたらいいのか聞いたら、
「同じ本を購入して頂くことになりますが、こちら予約の方もいらっしゃらないので、返却期限が過ぎてしまってもいいですから、もう一度お探しになったほうがいいと思いますよ。」と係の人。
「分かりました。」と私。
駅で、忘れ物として届いていないかも調べてもらったが、無いと言われた。
いつも立ち寄る本屋へ出かけた。新刊書籍なので、売っているのだ。手に取ったら安心して、いつでも買えるから、もう一度探してみよう!と、思い、棚に返した。
帰宅したら、留守電が入っている。再生してみると・・・
「こちら○○市図書館ですが、のみすけ様のお借りになった本、隣の△△市に返却されていたそうで、本日こちらに届きましたので、返却処理をしておきます。今後は、お間違えのないようにお願い致します。」
ありゃりゃ!( ゚Д゚)
家中探してみても、見つかるわけなかったんだなぁ...
ついに呆けて来たのかなぁ(T_T)/~~~
(先日の秩父で撮った、彼岸花とアゲハ蝶)
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