酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

迷う我悟る我(断酒1年237日目)

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 50代に入っても、人間、悩み、迷う。

 

 10代の頃は、大人になれば、今抱えているような悩みは無くなり、もっと人生が楽しくなるのかな、などと思っていた。20代、30代、40代と、歩んで来たが、生きている限り、いつだって順調と言うわけには行かない。

 

 そこで、酒で毎晩、一番手っ取り早く別世界へと・・・こんな安直な方法では、何も解決しないし、悪化の一途であった。

 

 一体、酒の他に、この気持ちを楽にしてくれるものがあるのだろうか。あるかないかは知らぬが、アルコールと言う薬物に頼るのは、良くない。これだけは、はっきりしている。

 

 私は若い頃から、禅僧の、あの飄々として捉えどころがなく、それでいて淡々と生きている姿が好きで、今でもたまに禅の本を読む。

 

 私が好きな禅僧の中に、至道無難と言う禅師がいる。江戸時代初期の頃の人である。法灯では、あの白隠禅師の、祖父に当たる方である。

 

 この人は、関ヶ原の宿屋の主人だったのだが、高僧が京都から江戸へと旅する時に弟子にしてもらい、家業をこなしながら日々修行に励んだ。五十歳の頃、どうしても出家したくて、わざと大酒を飲んで、家人から疎まれるように仕組んだらしい。そこへ、また師の高僧が通りかかったので、これ幸いとばかり、着の身着のまま江戸まで着いて行き、そのまま念願の出家剃髪をして、晴れて僧になったと言う。

 

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 私に禅の悟りなど分かるわけがないが、人生の道しるべとして、先達の言葉は深く胸に響くものがある。今日、たまたまあるWEBサイトで禅師の言葉を読んでいたら、次のフレーズで、私の目が留まった。

 

 「迷いてはこの身に使われ、悟りてはこの身を使う」

 

 この身に使われるとは、湧き上がる飲酒欲求に負けて飲んでしまうことだな。酒を断つ前の私だ。迷っている時に大酒を飲み、更に迷う。

 

 この身を使うとは、身体が飲みたいよと言っても、飲まないでいることだな。酒の本質が自分にとって何であるか悟ると、少なくとも酒に関しては自分を制御出来る。

 

 酒を飲まない生活も板に付いて来たので、もう一つ何かやってみようと思い、今、一日一食に挑んでいる。南雲吉則という医師が書いた本を読んで、なーるほど!と納得し、いきなり始めて、今日で10日ほどになる。

 

 朝は元々食べなかったので、昼を抜くわけだが、そんなに辛くない。夕飯がとてもうまい。それと、腹の調子がとても良い。睡眠の質が更に上がっている。ひと月ばかり続けてみて、どんなものか、ブログに書いてみようと思っている。

 

 食欲もコントロール出来るようだ。腹が減っても、食べず、空腹を楽しむ感覚が、何だか新鮮である。この身に使われず、この身を使うことの面白さがある。

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 人生を、トンネルで表現してみた。やっと抜けた!と思ったら・・・

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 わ!

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