いつも立ち寄る食品スーパーで、今日気付いたことがあり、自分でもちょっとビックリ。と言っても、大した事ではないが。
酒の陳列棚を華麗に(?) スルーしていた。レジで会計して店を出る時にふと振り返って、あ、通り過ぎたな、と気付いた。確か、秋口頃までは、新商品が出たかな、とか、飲みもしないのに、パッケージデザインがちょっと気になって立ち止まったりしていたのに。
巷では、「スルースキル」と言って、和製英語ではあるが、自分にとって不利であったりマイナスであったりして、不快感を催す事に遭遇した時に、それを冷静に受け止め、無視したり聞き流してしまう能力の事だそうである。
酒に対してだけでなく、あらゆる不愉快な場面を、ひらりとスルーしてしまうスキルは、身に付けて損は無い、どころか、ストレスも溜まらず、腹も立たず、こんなに身体に良いことは無いだろう。
再飲酒の原因となるHALTの中でも、私の場合、特にA(AngryまたはAnger)の怒りが一番危険なことが分かっている。それで、以前も何度かブログに書いたが、努めて怒らないようにしてきた。
私の怒りが湧いてくるパターンは、決まっている。怒りのトリガーが引かれると、瞬間湯沸かし器のように、怒りが爆発し、不愉快な気分がずっと続き、それを鎮めるために、飲酒したくなるのだ。
でも、そのトリガーを、スルー出来るようになってきた。ちょっと前のブログで、3度に1度はまだまだ怒ると書いた記憶があるが、今では、10回に1回くらいに激減した。どうしても我慢ならない怒りに襲われた日は、「不貞寝」を決め込んで、19時でも20時でも、寝てしまう。
酒を飲むのではなくて、寝てしまうと言うのは、金もかからず身体に負担もかからず、それでいて、効果覿面なのだ。早く寝るから、真夜中に目覚め、ふと、あんな事で怒ってしまって、バカバカしいな、と反省する。で、また横になり、ちょっと多めの睡眠で、更に心が洗われる。
早く寝てしまうから、自動的に翌日の朝は、いつもより早く目覚めて、もっともっとスルースキルを磨いて、あんな事では怒らないようにしよう!...と、今度似たような場面に遭遇しても、ひらりとかわしてやろう!...と思う。
怒ると自律神経が乱れ、交感神経が活発になり、心拍数と血圧が上がり、血管が収縮し、血流が悪くなるそうだ。そしてアドレナリンが増えて血小板の働きが活発になるので、血液がドロドロになるとのこと。これが、あらゆる病気の原因になるそうだ。
スルースキルを磨いて、酒と怒りから離れよう。
今年もデザインを一新したポスターを駅で見かけた。ちょうど文字の部分が光って読みにくいが、『ホームでの「ちどり歩き」や「歩きスマホ」は危険です』と書いてある。右下に、ホームで起こる人身障害事故のうち61%が酔っ払いと書いてある。いやはや、恐ろしい数字ではある。
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