昨日(2014年12月4日)の記事にコメントを頂いたノーコン投手さんとのやりとりで、野球のピッチャーの「制球力」から、酒をコントロールする「制酒力」と言う、私には欠けている能力を表す言葉が生まれたので、それを書いてみたい。
辞書によれば、「制球力」とは、
野球で、投手が思い通りにボールを投げる能力。コントロール。
使用例:「A投手は、抜群の―が持ち味だ」
これを「制酒力」に当てはめれば、
飲酒で、飲み手が思い通りにアルコールを飲む能力。コントロール。
使用例:「のんべーのAさんは、抜群の―があるので、いつもほろ酔いでピタリとやめる」
私にも「制酒力」があれば、のんべーのままで居られたのだろうか。
野球の世界を見ても、ポジションに関係なく全ての選手が、加齢と共に段々と衰えて来て、やがて引退する。投手も、加齢と共に、かつてのようなスピードと制球力を失う。
飲酒も全く同じで、飲み始めた頃は備えていた筈の「制酒力」が、徐々に衰え、気づいたらアルコール依存症になっていた、という人が多いのかもしれない。もちろん、「制酒力」を保ち、適量の飲酒で幸福に一生を終える方も大勢いることだろうけれど。
欲しくたって、自分に無いものは、仕方ない、と、諦めるのが一番だ。酒を制するのではなくて、酒に制されてしまうのが、アルコール依存症なのでネ。尤も、私はそれを逆手にとって、酒を大嫌いになる『酒の悪口療法』が効いて、今では、飲みたくない。
酒を飲まないのが当たり前の生活になったので、私には「制酒力」は不要である。野球の投手も、引退すれば「制球力」は不要であるのと同じ。
ところで話変わって、今日の午後の出来事だが...
15時過ぎに乗った電車で、私は座れずに立っていた。するとすぐに、プーンと、アルコール臭がしてきた。ん?と見回したら、近くに座ってる60代くらいのおっさんが、第三のビール・「の○ごし生」のロング缶を飲んでいる!顔は真っ赤と言うより、赤茶色っぽくて、酒焼けしてるようだ。缶を持ったまま飲みながら途中下車して行ったので、私がそこに座ったら、足に何か当たる。見たら、同じ品種のロング缶の空き缶が...飲んでいたのは、乗車2本目だったんだな(笑)...あれぞ、正真正銘のアル中だ...
下車した駅で、別のポスターを見つけた。
「お酒は理由にならない!暴力は犯罪です」そのとおり!
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