本来の意味が、「人々が集まり、酒を酌み交わして楽しむ会」の《酒宴》《宴会》《酒盛り》たけなわの昨今。
また、アルコールが入って、お堅い職業の人がやらかしたようだ。
ところは、兵庫県。ちょっと長いけれど、本文を引用する。
(リンクを貼ると、飛んだり戻ったり忙しないでしょう・・・)
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同僚のズボン下げ、酒吹きかけた疑い 警部ら書類送検
(朝日デジタル;2014年12月19日12時15分)
同僚のズボンを下げ、酒を吹きかけるなどしたとして、兵庫県警は19日、甲子園署の地域4課長だった警部(42)=現・県警本部警備課付=ら5人を暴行容疑で書類送検した。ほかの4人は同署や尼崎南署の地域課員だった30~35歳の警部補2人、巡査部長2人。県警は同日、警部を停職1カ月、警部補2人を訓戒、巡査部長2人を本部長訓戒の処分にしたという。
県警によると、5人は7月8日夜、災害訓練などのために派遣されていた堺市の警察関連施設で、別の巡査部長(30代)のズボンを下げ、酒を吹きかけた。さらに巡査(20代)に下半身をなめさせた疑いがある。
被害者の巡査部長が県警本部の内部通報窓口に相談して発覚。警部は内部調査に「笑わせて、場を盛り上げようとした」と説明したという。県警の吉塚潤一郎監察官室長は「指導・監督を徹底し、再発防止に努める」としている。
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「指導・監督を徹底し、再発防止に務める」らしいけれど、本当にやるとしたら、酒を飲むな!か、或いは、この室長さんが、全ての県警の飲み会に素面で出席し、常に目を光らせていなければならない。
飲酒運転の「飲んだら乗るな 乗るなら飲むな」と同じで、飲む前に指導・監督されても、飲んでアルコールが回ってしまえば、そんなものは意味が無くなるのである。そこが、酒(アルコール)のコワイ・コワイ・コワ~イ!ところなのだ。
笑わせて場を盛り上げるために、下半身を露出させ酒を吹きかけたり(!)、下半身を舐めさせたり(!)などと言うことは、酔っ払っていなければ、思いつきもしないだろうね。
酒(アルコール)の魔力は、人を選ばない。飲んで酔えば、誰だって、加害者にも、被害者にもなる可能性が高まる。宝くじに当たるより確率が高いだろう、きっと。
たまたま兵庫県警だったからニュースになったのであって、似たような酒がらみのパワハラ&セクハラの事件は、日本全国あっちこっちで毎晩のように起こっているのだろうなぁ。
集まって楽しみたいのなら、そもそも酒を酌み交わす必要など無いと思うが、どうだろうか。悪しき風習である。
これからも、酒と飲酒文化は延々と続くだろうから、こんなバカバカしい酒盛りの事件も、当然繰り返されるのだろう。飲めない人に無理やり飲ませようとしたり、今回のようなパワハラ&セクハラをやらかしたりするのは、必ず大酒を飲んだ酔っ払いである。
被害に遭った人も、相手が自分より役職が上の人だったから、逆らえなかったのだろうが、その場でもっと毅然とした態度を取れなかったのだろうか。組織の中で生きて行くのも中々大変な事だと思うが...
宴会やら酒盛りやらが大好きな人もいれば、いやいやながら義理で出ている人もいるわけで、それでも、組織に属していれば、出なければならない、のかな。
自分が酒をやめたから言えることだが、飲まない人が酔っ払いの犠牲になるのは、実に腹立たしいし、許せない。
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