酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

『ドラッグは世界をいかに変えたか』読書感想文(断酒1年339日目)

 2週間ほど前に書いた『サイコアクティヴ革命(断酒1年326日目)』で触れた本。

 ブログ読者のdynichizakasabさんに勧められた本だ。

 『ドラッグは世界をいかに変えたか/依存性物質の社会史(デイヴィッド・T/コートライト)春秋社』

 

 やっと読み終えた。半分まで読んで、一時中断していたが、図書館への返却期限が迫り、読み進んだ。

 

 この本の内容をひと口に表現するならば、ドラッグは必要悪、と言うことだろうか。合法、非合法に関わらず、決して無くならない。例えば、酒は歴史上、多数の国で法律により禁止されたことはあるが、結局は合法化に戻っている。

 

 人間に精神変容を起こす物質(ドラッグ)は、それを取引することによって、誰かが儲かるわけで、人間の住んでいる所なら、地の果てまで、市場となる。

 

 ドラッグの本質が書かれていたので、いくつか抜き書きしてみる。

 

 ・「どうしてもほしい」という感情はドラッグを景気の循環から守る働きをする。

 ・「儲けたかったら有望な悪習を見つけることだ」

 ・ドラッグは流行に左右されない。

 

 

  中々含蓄のある、伝説の投資家ウォーレン・バフェットの言葉。

 「なぜ私がタバコ業界が好きなのか教えよう。1セントで作れる。1ドルで売れる。依存性だ。しかもブランドへの忠誠がすばらしい」

 

 現代の子供たちにも聞かせてやりたい、ジョン・ロックフェラーの言葉。

 「君たちは、おじさんがどうして飲んだくれにならなかったかわかるかい?」と、ロックフェラーは日曜学校の子供たちに問いかけた。

 「初めての一杯を決して飲まなかったからなんだよ」

 

 最後に著者は、今の世の中に出回るあらゆる危険な商品について、

「それぞれの個人はリスクを無視することも、引き受けることも、工夫して逃れることも自由である」

と述べている。

 

 結局は、私たち個人個人が、酒で言うならば、アルコールの危険性を認識し、工夫して逃れる他はない、と言う事だ。

 

 アルコールだけでなく、その他タバコ、カフェイン、大麻、コカイン、モルヒネなど、発見から世界中への伝播の歴史が、かなり詳しく書かれていて、とても興味深い。

 

 これを読んで、いかに私たちが商業主義の世の中によって「ヤク漬け」にされているか学べば、酒だけでなくて、タバコもバカバカしい事に気付くだろう。

 

 ただ、この本、私はたまたま図書館で借りることが出来たが、Amazonだと、定価の倍以上の値段(5000円以上)が付いている(@_@;)

 

 

*広告

 

↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>

(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)

Let's Quit Drinking and We will be Happy!
断酒・断酒・断酒!!
《当ブログを読んで下さり、ありがとうございます!》