私が断酒を決意した2年前(2013年)の3月。
ほぼ同じ時期に同じように断酒を始めて、ブログを書き始めた人がいた。何度か、コメントのやり取りをしたことがあった。
この方(Aさん)は私より若い。お子さんが二人と奥さん。医者にかかって、抗酒剤を飲んだり、断酒の努力を続けていた...が、途中何度かSLIPし、連続飲酒に陥り、また断酒にトライ、を繰り返し、結局ブログは昨年の夏頃を最後に更新されていない。
断酒に成功して、家族で幸せに暮らしているから、もう断酒のブログなんて、ほったらかしだよ、ならば良い。Aさんが、実際のところ、今どうしているかは、分からない。
でも、中断されたブログの最後の記事の最後の文章が、飲酒再開を暗示している。恐らく、飲んで飲まれての酒まみれの状態で、もうこちらの世界に戻って来ないのかも知れない。
これは、今現在酒を断つ事が出来ている私にも、十分起こりうることである。
Aさんと私は、ほぼ同じ時期に、同じように酒を断ち、共に断酒の道を歩み始めたが、しかし、途中で進む道が分かれた。Aさんは飲酒の道へ逸れた。私は、何度も道を逸れそうになったが踏み止まり、遅々とした歩みながらも、断酒の道をテクテク歩いて来た。
振り返ると、結構な距離を踏破してきたようだ。でも、この断酒の道は、スッと真っ直ぐに延びた一本道ではない。いつでも逸れて飲酒の道へ行けるように、そこかしこに分かれ道がある。
逸れぬよう逸れぬよう、前だけを見て、歩き続けなければならない。
どうか、Aさんも、こっちの道へ戻って来てほしい。
(ひょっとして、断酒に成功して、円満な家庭を営んでいるのなら、そのまま末長くその暮らしを続けてほしい。)
(18時半ごろ、かみさんとの買物からの帰りに撮影。実物はもっと幻想的で美しかった!)
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)