酒をやめてから、読書量が増えた。
今読んでいる本は、酒とは何の関係も無い、金融の本だ。因みに...
『日銀、「出口」なし! 異次元緩和の次に来る危機 (加藤出 著/朝日新書)』
この本の冒頭で、ホテル・カリフォルニアが出て来た。
1970年代後半にヒットしたイーグルスの曲だ。私くらいの世代ならば、一度は聴いたことがある名曲だろう。
メロディは頭の中に焼き付いていたが、歌詞の意味は全然意識すらしていなかった。♪ウェルカム トゥ ズィ・ホテル カリフォルニア しか、ちゃんと覚えていない。本を読んで、ちょっと新鮮な驚きを感じ、改めてネットで調べてみたら、何だかとても不気味な歌詞だと思った。
最後の方だが、和訳すると、ざっと、こんな意味だとか。
===========================
・
・
天井のミラー、
氷の上のピンクシャンパン
そして彼女は言った
「私たちはみんなここの囚人、私たちが作り上げた所」
そしてまた、支配人の部屋に、
彼らは祝宴に集まった
彼らは磨かれたナイフでそれを刺す
でも、彼らは獣を殺すことはできない
私が覚えている最後のこと、
私はドアに向かって走っていた
私は私が前に居た場所への通路を見つけなければならない
「リラックスして」と夜警の男たちは言った、
私たちは補助のための要員です。
あなたは、好きな時にチェックアウトできます、
しかし、あなたは二度と立ち去ることはできません!
===========================
特に、赤色にした部分の歌詞が、何とも言えず恐ろしい。
ここから、終わるに終われなくなる状況、出るに出られなくなる状況を、「ホテルカリフォルニア化した」と表現するのだそうだ。
日銀については、私は門外漢なので、こういった本を読んで学んでいるだけだが、(自分が患っている専門の?)アルコール依存については、正に、「ホテルカリフォルニア化」する前に、脱出に成功したことに、とても喜びを感じている。
しかし、油断していると、ホテルカリフォルニアならぬ、ホテルアルコホリックにいつの間にかチェックインして、退出不能に陥る危険性はいつでもあるのだ。
そんなわけで、ブログを読んで下さる皆様も、アルコールでホテルカリフォルニア化しないように、飲んでいる方は断ち、断っている方はずっと継続して生きましょう!
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)