日中の、明るい時には酒による事故はあまり見聞しない。
これからの時期だと、桜の下の花見客のトラブルくらいだろうか。それと、私の家の近所で、よくアル中の爺様が道路に倒れて救急車が来ているくらいかな。
酒による害悪は、日も落ちて、辺りが薄暗くなるころからぼつぼつ始まる。飲む人々の活動が始まるのと時を同じくしている。酒の中に入っている害悪の主原因は、アルコールまたの名をエタノール。
昨日、Yahooのニュースに、
『数十メートル引きずりタクシー走行 暴行容疑で運転手逮捕「酔っていて乗車させるのが嫌」』(産経新聞 3月22日(日)12時1分配信)
というのが出ていた。
兵庫県で、酔っぱらいを乗せたくなくて、乗車拒否したタクシーがあった。そのタクシーは、酔っ払いが車体の窓枠にしがみついているのに、そのまま走行し、数十メートル引きずって、転倒させてしまったそうだ。運転手は67歳で、酔っぱらいは31歳の会社員。事件が起きたのは、20日の22時55分頃。
私は酔っぱらいの乗客として何度もタクシーに乗ったことがある。吐いて迷惑を掛けてしまったこともある。乗せる側の運転手さんが、酔っ払いは嫌だなあ、というのはとても良く分かる。けれど、車に人がしがみついているのに、そのまま発車してしまうなんて、殺人行為である。
被害者の会社員がどの程度酔っていたのか分からないが、乗せてくれないからと言って、自動車にしがみついてしまうなんて、危険過ぎる。きっと酔いが為せる行為だったのだろう。
22時55分と言えば、ほぼ23時。深夜だな。
日が沈んでから飲み始め、身体にどんどんアルコールが蓄積されて、脳が麻痺した頃、酒の悪魔が出てきて悪さを始める。今宵は誰に取り憑いて、悪戯してやろうかな、と、そちこちの酔っぱらいを物色するわけだ。
22時頃〜3時くらいの時間は、泥酔してしまった人の事件・事故が一番多い時間帯だろう。
私もかつて、外で飲んで終電で終点まで行ってしまったり、タクシーに迷惑を掛けたり、その他色んなトラブルの時間は、大抵深夜0時を回っていた。
誠に、バカバカしい。
酒と縁を切ると、寄り道しないので、家には早く帰る。晩酌もしないので、夕食もあっさりと終わる。私の場合、朝が早いので、寝るのも早い。21時〜22時には寝てしまう。巷では、酒場で盛り上がっている時間だろうネ(笑)
夜更けに酔っ払った状態で外にいると、ろくな事がないことだけは確かだ。まだ、自宅ならば精々、布団も掛けずに寝てしまい、風邪を引くくらいか。
酒抜きの、早寝早起きで、人生が変わる。
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