読書シリーズと言う事で、今日読み終わった本が面白かった(と言うより恐ろしかった)ので、ご紹介。その本は…
『クスリは飲んではいけない!?(船瀬俊介著/徳間文庫)』
この本では、人間はクスリを飲むから病気になる、と断言している。
ん!?え!?病気だから、薬を飲むんでしょう?って?
前書きに、内容の集約的なことが書かれている。先ず、野生の動物は、当たり前だが薬を飲まない。では、どうやって病気を治すかと言うと、食べずにひたすらじっとして、治るのを待つ。
翻って人間は、病気の時こそ三食ちゃんと食べて栄養を取り、医者に処方された(或は市販の)薬をきちんと飲む。これは、”常識”だから。この”常識”は、教育、テレビ、新聞などでインプットされたもの。
本当は、身体には自然治癒力が備わっており、適切な方向へ導いてやれば、病気は治る。だが、現代医学は、とにかく早く薬で表面上の症状を消そうとするし、患者側もそれを希望する。一時的に病状が軽くなるだけのやり方、正にそれは、終わりなき対症療法である、と書かれている。
例えば、どこかが痛いとする。頭痛ならば、頭痛薬、膝なら湿布を貼る。どちらも、一時的に痛みは取れるかも知れないが、根本的な痛みの原因を治療しているわけではない。この、頭痛薬が更なる頭痛の原因となり、湿布が、更なる関節痛の原因となるそうだ。
これは、この本で説明されているが、胃腸薬、風邪薬、インフルエンザ、痛みどめ、ステロイド、頭痛薬、睡眠薬、抗鬱剤、抗がん剤、降圧剤、アトピー薬、便秘薬など全ての薬について言えることだそうだ。
現代医学で、当たり前に処方され、誰もが飲んでいるクスリについて、製薬メーカーと医療業界が癒着し、儲けるために我々にしていることが、いかに胡散臭いか、この本を読めば良く分かり、愕然とすることだろう。
全ての薬は基本的に毒であり、致命的な欠陥として、副作用、薬物耐性、薬物依存の問題を抱える。
この本の中で、薬の大原則として、
☆効き目の早い薬ほど危険!
☆効果の強い薬ほど副作用も強い!
と書かれている。
さて、酒をクスリと捉えてみる。有効成分はアルコール(エタノール)だ。これを飲んだ時の身体の反応はどうか・・・
☆すぐに酔う→効き目が早い
☆飲んだ分だけ脳に回り泥酔する→効果が強い
☆段々と飲む量が増える→薬物耐性
☆酒なしではいられなくなる→薬物依存
つまり、薬用成分アルコールを摂取するための、飲酒は、危険で、副作用も強いと言う事ですな。
辛いこと、嫌なことから逃げたり、暗い気分を明るくしたりする為に飲む酒は、《終わりなき対症療法》である。何故なら、飲酒は、一時的に精神変容を起こして別世界へ脳内トリップするだけで、辛いことや嫌な事、暗い気分を根本的に解消してくれるわけではないから。
『オサケは飲んではいけない!?(のみすけ著/断酒文庫)』
一刻も早くアルコールと言うクスリを断って、人間が本来持つ自然治癒力を最大限に活かそう。
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