ちょっとした頭痛とか、腹痛などの急場しのぎに、薬はとても便利だ。
ほとんどの家庭には、風邪薬、下痢止め(ラッパのマーク!?)、胃腸薬、鎮痛解熱剤等の常備薬が、薬箱に入っているのではなかろうか。
我が家でも、上記の他に、私が飲んだくれ時代から愛用している「百草丸(←長野県製薬!)」、家族がたまに飲むビタミンB(ナントカBB)、ビフィズス菌などが入っている腸の薬(ビオフェルミン)などが、引き出しに入っている。
これらに加えて、2年数ヶ月前までは、冷蔵庫と、台所の棚と私の部屋の机の下に、意識変性用の常備薬(酒)が、買い置かれていた。
どこを探しても常備薬(酒)が見つからず、切らしていることが明らかになった時、いつも台所の棚から失敬しては飲んでいたのが、調味用の日本酒。これも切らしていたら!?最後の最後は、みりん。甘いが、アルコール度数は日本酒と同じだ。
まあ、みりんを飲むことはあまりなく、コンビニへと千鳥足で向かうことのほうが多かったが(笑)
この、のんべーの常備薬の主成分は、エタノール。成人のみ服用可。服用量、回数、時間に決まりはなし。但し、乳幼児はもちろん、未成年者には禁忌である。
真夜中に高熱が出た、とか、歯が痛くて困った、とか。そんな時は、置き薬がとても役に立つ。なので、これを常備薬と言う。
ところが、アル中にとっての常備薬は、中毒の対象そのもの、ズバリ酒である。何に効くのかと言えば、アルコール切れに効く(笑)
今でも我が家の台所には、日本酒とみりんがある。普段、私とかかみさんが調理に使うときは、調味料としての認識しかしていない。
空っぽになった容器を捨てるために、紙パックをバラして鋏を入れる時に、プ〜ンと匂う、その一瞬に、過去の忌まわしい過飲酒の経験がフラッシュバックする。ただ、日本酒は、一度買うと、調味料としてはかなり持つので、避けては通れぬこの作業も4ヶ月に一度くらいのものである。
やっと、酒は我が家の常備薬ではなくて、調味料になった(笑)
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