『がんになりたければ、ボケたければ、毎日沢山お酒を飲みなさい。』ではない!
『がんになりたくなければ、ボケたくなければ、毎日コーヒーを飲みなさい。(岡希太郎 著/集英社)』
私の場合、元々コーヒーは大好きで、飲んだくれ時代から、一日に3~4杯は飲んでいた。
酒を断ってから暫くの間は、コーヒーは後回しで、先ずは炭酸系と酸っぱい系の代用飲料にハマっていた。半年から一年くらいはコーヒーの飲用は少し減り、代用飲料が不要になってきてから、また元に戻ったのかな。
カフェインが身体に悪いとか、コーヒーそのものがあまり良くないとか、或はコーヒーは身体に良いとか、巷間、色々言われているのは知っており、良い悪いどっちか分からないけれど、何れにしろ酒の飲み過ぎよりはマシだろう、程度の認識でいた。
つい3日ほど前、この本を見つけたとき、私が小躍りしたのを想像して頂けるだろうか。
これは、私の愛するコーヒーを真っ向から擁護する本なのだ。著者は、東京薬科大学名誉教授の岡希太郎先生である。
と言っても、コーヒーも、飲み過ぎは良くない、と書かれている。何にしても、《過ぎたるは猶及ばざるが如し》は当てはまるようだ。
具体的に、どのくらいの量までならOKかと言うと、大体一日3~4杯だそうだ。この量は、偶然だが私が飲んでいる量とほぼ一致しているのだ。
さて、具体的にコーヒーにはどんな効能があるかと言うと・・・
・肝炎ウィルスの増殖を抑える
・動脈硬化予防
・糖尿病と脳卒中の予防
・カフェインは癌の最先端治療に使われている
・様々な癌の予防
・パーキンソン病の予防
・アルコールの毒性を消す
・紫外線によるシミや皮膚がんの予防
・アルツハイマー病のリスクを下げる
・認知症のリスクを下げる
と、こんなにも、この本には書かれている。
分かっている コーヒーの有効成分は、
・ポリフェノール(クロロゲン酸)
・ニコチン酸
・NMP
・カフェイン
だが、これらを単体で抽出したものより、コーヒーとして飲んだ方が、効き目があるそうだ。
私が気に入った、コーヒーの効能の一番は、アルコールの毒性を消す、というもの。「コーヒーを飲んでいると、アルコール性肝炎はもちろんのこと、アルコール性肝硬変にかかるリスクが25%まで下がる」という論文が米国消化器学会誌に発表されたのだそうだ。
「酒は百薬の長」と言われているが、著者は、その酒のアルコール毒をも消すことの出来るコーヒーは「百薬の王」であると述べている。
酒の害が気になっている人は、すぐに断酒して、1日に3杯くらいのコーヒーを飲もう!
因みに、レギュラーコーヒーが一番いいらしいが、インスタントコーヒーでもそれなりの効果はあるようだ。
コーヒー党の方は、是非ご一読を!
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