酒を断った人よ、この夏を乗り切れ!
私の経験から、断酒後の最初の夏は、中々の険峻である。
なので、本日は今夏が断酒後の初の夏と言う方への応援短歌を沢山詠んでみた。私も、2年前の今頃、見上げた真夏という山がとても高くて、本当に登って降りて秋に辿り着くのだろうか、と心細かった。
でも、初年度の真夏山を登って降りたら、2年目の真夏山は、かなり楽だった。3年目の今年の真夏山は、その先の秋が見通せるくらい低く見える。もちろん油断大敵だが。
では、短歌をどうぞ。
『辛くとも 平気の振りで やり過ごす 断酒成功 先取り気分』
(これは、強がり&痩せ我慢作戦。自分で自分を鼓舞するのだ!ある意味武士は食わねど高楊枝みたいな。)
『悪口を ブログに書いて 嫌え酒 日々続ければ 効果覿面(こうかてきめん)』
(私が試みた方法。効果実証済み。)
『暑い日に 思い出したら 飲め炭酸 泡で誤魔化せ 乗り切れ真夏』
(どうしてもビールや酎ハイ系の炭酸アルコールを飲みたくなったら、良く冷やしたキツメの炭酸水を多めに一気にゴクゴクすると良い。)
『これ以上 我慢ならねば 寝てしまえ 起きる頃には 酒忘れたる』
(なんやかんややっても、もうどうしてもダメ!ならば、さっさと寝てしまうのだ!)
『リンゴ酢や クエン酸にて 代用し 我救われて 今があるなり』
(リンゴ酢やクエン酸を氷水で薄めて、ゴクゴク飲んで、私は酒の飲みたさを紛らわした。)
『今飲めば いっ時だけの 偽愉楽(にせゆらく) 飲まねば一生 続く平穏』
(飲んでしまえばアルコールが頭に回って、偽物の快感が身体を覆う。それはネ、当たり前。そこを踏みとどまって、飲まない。そうすれば、これからの一生、平穏だ。)
『飲む我と 飲まぬ我とを 比較して 選べどちらか 己の生を』
(酒飲んでひっくり返ってる自分と、飲まないでしっかり素面の自分と、よーく頭の中に思い浮かべて、さて、どっちの自分で生きてゆくのか。)
『一時(いっとき)の 逃げの手段の 酒酔いに 引き込まれるな エンドレスなり』
(ほんのいっときの酒酔いを選んでしまえば、口をあんぐり開けてあなたを待つエンドレスのアルコール地獄に落ちてゆく。)
『「酒」消えて この生活の清々し(すがすがし) 我が辞書からは 削除されたる』
(「酒」が自分の日常から消え失せると、その生活のなんと清々しいことだろうか。ナポレオンの辞書には「不可能」が、私の辞書には「酒」が、無いのだ。)
『寝ても酒 醒めても酒の その頭 断酒で干して 戻れ素面に』
(寝ても醒めても酒を求める頭脳は、長い期間の断酒で干して、アルコールを抜かなければいけない。)
『暑い日に 浮かぶ妄想 振り払い 今日も迎えた 酒なしの夜』
(蒸し暑い日、カンカン照りの日には、ビールやら酎ハイやらをゴクゴクと飲む妄想に駆られる。これをエイヤ!と振り払い、今宵も素面で迎えた夜。素晴らしいな。)
『秋を待て 涼しくなれば 楽になる 今我慢して 実る季節よ』
(秋風が吹く頃になれば、この暑さもいつの間にかどこかへ去り、飲みたい気持ちも軽くなって、楽になる。今、我慢して飲まなければ、秋には、成長した自分が収穫出来る。)
それでも、どうしても酒を飲まずにいられない人には、これを送る!
『言い訳を するな飲むなら 飲んじまえ! 醒めて後悔 とくと味わえ!』
(やめていたはずなのに、疲れたからとか、寂しいからとか、眠れないからとか、ムシャクシャするからとか・・・色んな理由を付けて飲むなら、もう、飲んでしまえば良い。但し、例の、回っていたアルコールが抜けつつある時の、情けない気持ちととてつもなく深い後悔は、しっかりと味わわなければならない・・・)
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