酒も適量なら身体に良い(のかも?)、と、まことしやかに言われ、それを視覚的に現す「Jカーブ」グラフがある。
全く飲まない人より、ちょっと飲む人のほうが健康だけど、酒の量が増えると、それも逆効果となるらしい。この「Jカーブ」が正しくても間違っていても、私には関係ない。ちょっと飲むだけでは済まないので(笑)
同じアルファベットのカーブなら、私たち酒断ち人(さけたちびと)が目指すのは「Vカーブ」がよろしいネ。
↓↓↓こんな感じ。(google drawingで作ってみた!)
Y軸が健康&幸福度、X軸が経過時間。グラフのスタートは、飲み始めた年月日。時間の経過と共に、幸福度が下がって行く。(もちろん、飲み方上手な人は、ずっと平行線である!)
飲酒開始の日から、健康&幸福度はどんどん下がって行く。そして、V時の底が、底付きのどん底。いつの間にかハマった泥沼、はたまた井戸の底。そこでハタと気付いて、酒をやめれば、これまた時間の経過とともに、幸福度&健康度が上がって行くのだ。
断酒のVカーブ効果。もしSLIPしても、もう一度挑めば、Wカーブ。それでもまたSLIPしたら、何度でも挑んで、ZIGZAGカーブ。どんどん落ちてゆくよりも、何度でも底から這い上がる生きざまのほうが格好いいな。
(追記1:ブログ読者のspicaさんからのコメントで、"V"は、Victory[勝利]の"V"だと、教えて頂いた!おぉ〜!Vカーブで酒に勝つ!で、ついでに、Jカーブの"J"は、適量上手に飲める人へのジェラシー(jealousy)の"J"なのかもしれない(笑))
(追記2:ブログ読者の NoSakeSince20131225さんからのコメントで、"V"は、V字回復の"V"でもあると、教えて頂いた。な〜るほど!確かに、断酒を決めたどん底から、断酒を実践することにより、V字回復するではないか!これも素晴らしい示唆であった!)
(追記3:この2つを加えて、断酒のVカーブは、酒に勝利(Victory)し、V字回復すること、と定義したい!またまたこれを短歌で表現すると...
『酒断てば Vカーブにて Victory V字回復 トリプルのV!』
[さけたてば ぶいかーぶにて びくとりー ぶいじかいふく とりぷるのぶい!])
ところで、もうニュースでご存知の方もいらっしゃるだろうが、つい昨日の2015年6月26日23時45分頃、JR東京駅の高速バス乗り場近くで、54歳の男が、口論の末、55歳の同僚の男性の左目を傘で刺してしまった。刺された同僚は、突かれた傘の先端が、脳にまで達し、意識不明の重体だそうだ。
ここで、上記たった数行に凝縮された、事件の登場人物、場所、時間、行為、から何が浮かぶか?
上記の文章には一言も書いてないが、連想されるキーワードは《酒》《飲酒》《酔っ払い》であろう。酔っていなければ、間違っても、手に持った傘を誰かの目に突き刺すなどと言う行為には及ばない。
あー、ほぼ私と同世代の50代のおっさんたち。酒に酔って、加害者も被害者も、今後の人生を棒に振ってしまった。特に加害者の男性は、酔いから醒めて、「あぁ、オレは、何てことをしてしまったんだ!酒なんか飲むんじゃなかった!」と、深く反省しているに違いない。
このニュースでも思った。アルコール依存云々は関係なく、50歳を過ぎたら、無条件に酒をやめる生き方が一番良いと...
さて、ここからは、花と猫の写真をどうぞ。最後に、ブログ読者の方の句集を添付!
アルコリコさん
「猛毒と 知らずに歩んだ 旅の途中 もう戻るまい あの曲がり角」
むらちゃん
『幼き日 怖いと思った酔っ払い まさか 自分がなろうとは』
とらさん
「喫煙は 閉じた車内か 御自宅で」
NoSakeSince20131225さん
「酒をみて断酒せざるは志無きなり」
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