ついでに、と言うのは、漢字だと「序に」と書き、意味は、
「あることをする、その機会を利用していっしょに。」である。
ひとつ終わってから、次のことに取り掛かる。仕事だと、これが当たり前かもしれない。が、断酒に終わりはないので、断酒が終わってから、次にあれをやろう、と言うわけにもいかない。
最初は飲酒を我慢するだけで精一杯で、気を紛らわす為に、ウォーキングしてみたり、泳いでみたりするのも効果的だと思う。私は夜、良く散歩に出た。
ある程度断酒が軌道に乗ってきたら、その勢いに乗って、ついでに出来ることって、沢山ある。酒に費やしていたカネと時間が丸々使えるし、しかも、タバコや飲酒と違って、健康的なものが多い。
何かやるぞ！と、構えなくても、例えば、コメントを下さる読者の皆さんも、何かしら、飲んでいた頃にはやっていなかったこと、できなかったことを、断酒と一緒に、つまり断酒のついでに始めている。
私だと、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動と、何でもパチリ！のカメラ、それと、このブログも、断酒したからこそ書き続けている。感情のコントロール（怒らない、笑う）も、断酒あったればこそである。読書量も増えたな～。高校生の頃以来、数十年ぶりに復活した俳句・短歌作りも断酒ついでだ。
断酒のついでに行う事は、何にしたって、大酒を飲むよりは良いことに違いない。
ところで、これとは正反対の、飲酒のついでに出来ることって、何があるだろうか？ちょっ過去を思い返しても、想像してみても、飲酒のついでやっていたことは、きな臭く、一歩間違えれば、命が危なかったり、お縄頂戴レベルのことばかりではないか！
飲酒レールからポイントを切り替えて、断酒と言うレールの上を走り出すと、景色も変わり、色んなものがオマケでついてくる。
酒から解き放たれた素面の自分ならば、やりたいことは何でも出来る。断酒のついでに、あなたは何をしているだろうか。
（この記事の写真は【2000ﾋﾟｸｾﾙ以上のフリー写真素材集】からお借りしました！）
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