酒もやめたし、タバコもやめた。日々の生活は、それは、それは、さっぱりとしたものである。
が、しかし、ずっとずっとず〜っと、心に引っかかっているのに、出来ていないことがある。たまにブログ読者のhakutousenさんがコメントを入れて下さる「断捨離」である。
生来私は、モノを捨てられないし、整理整頓が苦手。類は友を呼ぶのか、かみさんも子供たちも、家族みんな、同じ。なので、お世辞にも綺麗な我が家とは言えない。
そんな中、『新・片づけ術 断捨離(やました ひでこ著)マガジンハウス』と言う本を入手。早速読んでみた。読みながら、心の中で、そのとおり!そのとおり!と、丸で著者が私の心の中を見透かして書いているかのような錯覚に陥った。
これまでも、何冊かこの手の本を手に取ったことはあるのだが、最後まで読んでない。似たような内容の本でも、読み手にとって、波長が合うか合わないか、があるのだろう。
著者は、自らをクラター・コンサルタントと称している。クラター?て、何かなと思ったら、英語でclutter=ガラクタのこと。
この本で言わんとしていることは、「はじめに」に、きちんと書かれている。即ち...
☆「家のガラクタを片づけることで、心のガラクタをも整理して、人生をご機嫌へと入れ替える方法」
☆「断」=入ってくる要らないモノを断つ
☆「捨」=家にはびこるガラクタを捨てる
☆「離」=モノへの執着から離れ、ゆとりある”自在”の空間にいる私
☆主役は「モノ」ではなく「自分」
☆足し算の生活から引き算の生活へとシフトチェンジする
☆ココロが行動を変えるのではなく、行動がココロに変化をもたらす
☆いわば断捨離は「動禅」
どうすれば、これらを実現できるのか、本編に分かりやすく書いてあり、いちいち、「なるほど!」「そのとおり!」と納得。
断捨離のメカニズム、捨てられない理由、断捨離的思考の鉄則、断捨離的実践の手法、見えない世界の加速度的変化、と言う順番に、内容は進んでゆく。
酒を「断ち」「捨て」酒から「離れ」ることが出来ているので、私の次の目標は、モノを「断ち」「捨て」モノから「離れ」ること。これだ。
一冊の本との出会いで、今日手始めに、台所の食器棚の整理をした。ふちが欠けているのに後生大事に使っている茶碗とか、棚の奥に鎮座していて一度も使った覚えのないコップとか、出るわ出るわうじゃうじゃと(笑)視点を変えると、生活も変わるものだね。
なんだか我が家にあるものの半分以上がガラクタに見えて来た(笑)
ひとつ、面白いコラムがあったので、紹介しておく。
著者やましたひでこさんのセミナーを受講して、断捨離伝道師となった川畑のぶこさんは、断捨離にハマる人たちをダンシャリ比較級と称し、
「ダンシャラー」「ダンシャリアン」「ダンシャリスト」と、そのハマり具合によって、ズンズンズンと上へ行くのだと、ユーモラスに命名されたそうな。
「ダンシャリアン」は、断捨離のセミナーを受けて学びを深めた人、「ダンシャラー」は、「ダンシャリアン」に感化されて、自分なりに断捨離を始めた人、「ダンシャリスト」は、この本の著者、やましたひでこさん、なのだそうだ。
「ダンシャリアン」て、ブログに書いたことがあるような気がして、検索してみたら、断酒後間もない、2013年6月14日に『断酒と断捨離(断酒92日目)』として、書いていた。この頃から断捨離は意識していたのだ。が、全然実践に至ってない。は~ぁ。
ため息ついても仕方ないので、断酒伝道師の私は、断捨離比較級「ダンシャラー」「ダンシャリアン」「ダンシャリスト」から、断酒比較級を作らせてもらおう。と言っても、「シャ」を「シュ」に代えるだけだけどネ(笑)
「ダンシュラー」「ダンシュリアン」「ダンシュリスト」
この伝でいくと、2013年6月14日の私は、「ダンシュリアン」ではなくて、「ダンシュラー」だったわけだ。今、やっと「ダンシュリアン」かな。
ラスト、またまた、とらさんから、迫力あるSLの写真が届いていたので、ご紹介!
(当初、NoSakeSince20131225さんからの写真と書いていたのは、私の単純なる勘違いでした。申し訳ありません。)
件名:「暑くてもSLは力強い」
本文:「静岡の山間部を走るSL(大井川鉄道)を見てきました。近くで見ると迫力有ります。トーマスもいます(笑)ちびっこにはこちらが人気ですね。」
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