関東甲信地方が梅雨明けした。先ずはそれに因んで断酒俳句をば。
『梅雨明けて 更に気合の 断酒かな』
(つゆあけて さらにきあいの だんしゅかな)
梅雨が明けると、夏の暑さも一層増して、私たち酒を断っている人間には試練の日々となるだろう。が、ここで、気合いを入れないでどうする!
『しかと見る 梅雨上がる空 素面なり』
(しかとみる つゆあがるそら しらふなり)
梅雨が上がった夏の青空を、しっかりと、この二つの目玉で見る。もちろん、一滴も酒なんぞ飲んではいない!素面だ!
『酒断ちの 本番開始 梅雨明くる』
(さけたちの ほんばんかいし つゆあくる)
いよいよ私たちの断酒の本番が、梅雨明けと共にスタートしたぞ!さあ、飲まずに盛夏を乗り越えようぞ!
と、梅雨明けの断酒入魂記事はこのくらいにしておいて...
...後半は、池上本門寺の「500個の風鈴の音を聴く」。
ギラギラの太陽の下、本日午前中、かみさんと池上へ行って来た。
いくら昔住んでいたことがあると言っても、この辺りを歩きまわるのは、実に三十数年ぶりなので、何もかもが懐かしかった。かつて無かった道路が通っていたり、古ぼけた郵便局がコンビニになっていたり。
それでも、土地勘は狂わず、すたすたと本門寺へ。
山門の前で、40代くらいの男性二人組が、「すみませんが、写真を撮ってもらえますか?」と、かみさんに声を掛けてきた。その時、私は、石段を撮影中だった。
かみさんは、男性から渡されたiPADを片手に、「ここ押せばいいんですね。ハイ、撮りますよう~」なんて親切に声を掛けて撮影してあげていた。
「どうもありがとうございます」との言葉を残し、その男性二人は、先に石段を上って行った。私は、二人の内の、かみさんに声を掛けたほうの男性が、どこかで見た顔と聞いた声だと思い、かみさんに、「今の人、テレビに出てる人じゃないの?誰だっけ?」と聞いたら、
「ほら、《間違いないっ!》の人だよ、え~と、長井って人」と、かみさん。
そう、その人は、お笑いタレントの長井秀和さんに間違いない!
私は慌ててかみさんに、「え!何で!サインもらったり、一緒に写真撮ったりすればよかったのに!」と言ったら、かみさんは、
「別に、興味ないから...」
っと、あっさりしたものだった(笑)アレレ・・・20年一緒に居ても、未だにかみさんの性格が良く分からない。
さてさて、肝心の風鈴だが・・・
一斉に500個の南部鉄の風鈴が風に吹かれて鳴る様は、これ、言葉には表せぬ清々しさ、爽やかさである。梅雨明けで、気温がぐんぐん上がり、立っているだけで汗がダラダラと出てくる中で、その清楚な音が鳴り響くと、涼しさを感じるのだ。
広い境内の手前に飾られている風鈴たち。かみさんと、来てよかったね~と、にっこりした。
ついでに私だけ、かの有名な力道山のお墓へ行き、手を合わせて来た。
hakutousenさん、このイベント情報を教えて頂き、ありがとうございました。
池上駅へと向かう帰路、かつて私が住んでいたアパートの跡地でも見て、その近所の徳持神社をお参りして帰ろうと、歩いた。
何と、私がかつて住んでいた三畳一間のアパートが、まだ残っていた。これには、感動した。建物は古く、誰も住んでおらず、取り壊しを待っているようだった。
徳持神社では、夏のお祭りが行われ、露店が沢山出ていて賑やかだった。
発達した交通機関のお蔭で、午前中に楽しい思いをして、帰って来たのが昼過ぎ、13時頃だった。酒を飲まない生活は、実に身軽で快適である。
これから、夏本番。
暑い暑いと、暑さにかまけていると、いつの間にか、フラフラと冷房のガンガン効いたコンビニへと吸い込まれ、ふと気付くとレジに良く冷えた缶ビールやら缶酎ハイなんかを置いているかもしれない。
おー!危ない危ない!
何とかこの夏を酒なしで乗り越えて、一緒に実りある秋を迎えよう!
それには、一にも二にも、今日一日の断酒あるのみ!
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