今朝、家族がまだ寝ている間に、早起きの私は、いつもの農家の野菜販売所へと自転車を漕いだ。
自転車のスピードとともに、夜に若干冷やされた風が頬や身体に当たり、とても心地よかった。
因みに買った野菜は、こちら。ツルムラサキ、ナス三種(長茄子、米茄子、丸茄子)、キュウリ、大葉(青じそ)、トマト。
(長茄子は糠漬け、丸茄子は昆布茶塩揉みで、米茄子は輪切りにしてから格子状に包丁を入れ味噌を摺りこんでチーズを載せて焼き上げて、茄子のステーキに・・・(^q^)・・・うまいっす!)
帰路、自転車をゆっくり走らせていたら、雑木林の隣の小道で、羽化直後のセミに遭遇した。まだ、羽が白い。
そのつぶらな瞳は、「今は羽化したばかりで、まだ飛べないんだ。触らないでね!そっとしておいて!」と訴えている。
今までの幼虫時代の殻を破って、成虫となって出てきたのだが、体がしっかりとして飛び立てるようになるまでは、危険がいっぱいである。
私はこのセミ君を見て、自分のことに照らし合わせて、つくづくと考えさせられたものである。酒をやめて2年だ、3年だと言ったところで、所詮は、このセミ君と同じで、何十年経とうとも、羽化直後なのだ。
セミ君は、羽も身もしっかりと色づいて、大空へと飛び立つが、飲んだくれ幼虫の殻を破って、断酒成虫になってはみたものの、私は、セミと違って、いつまでも羽に色はつかないし、身も柔らかいままである。天敵のアルコールに食われないように、いつだって油断はならないのである。
セミを撮影した後、通った寺に掲げられていた。良い言葉なので、撮影した。
私のブログの基本方針は、これである。ただひとつ、酒を断つと言うこと、これだけを一緒に行う仲間は、みんな笑顔で、力がみなぎるのである。「みんな笑顔」これがポイントだ。
みんな仲間なので、みんなで手を合わせて、みんな笑顔で、力をみなぎらせて、ずっと酒を断って生きて行こう。ただ、それだけ。羽化直後のセミだって、1匹だけではなくて、何十何百何千と集まっていれば、強いはず。
ところで、「羽化」で、面白い四字熟語を見つけた。
羽化登仙 (うかとうせん)
中国古代の信仰で、からだに羽が生え仙人となって天へのぼること。また、酒に酔ってよい気持ちになったときのたとえにいう。羽化。(goo辞書より)
私は昔、毎日「羽化登仙」だったわけだな(笑)
(↑↑↑やっぱり、みんなで一日断酒!)
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