自民党の特命委員会とやらが、選挙権年齢の18歳への引き下げに合わせて、民法上の成人年齢も同じく18歳にして、ついでに煙草と酒も18歳からにするように、政府に求めるそうだ。
この報道に、内の不飲酒仙人(かみさん)が、ブチ切れていた。その怒りの矛先が、何故か私なのであった。
「まったくさ、ふざけてるよね。」と私をにらみ、
「酒もタバコも身体には毒なんだから、あんなもの30歳以上に引き上げなきゃだめだのにさ」と、憤懣やるかたない。
「そうなんだよねぇ・・・(小さな声)」と私。
(オレに怒らないで、安倍首相にでも怒ってくれよ・・・)
18歳の男の子、女の子が、ヤニ臭い口でプカプカタバコを吸って、止め処なくアルコールを飲んでいる姿を想像出来るだろうか。
下衆の勘繰りをするならば、自民党の特命委員会とやら、酒造メーカーから...「役人の子はにぎにぎを能く覚え」ってやつで、かなりつかまされたんじゃないのかな。18歳から酒が解禁されれば、今よりも飲酒人口が増え、業界にとってはウハウハだろうしネ。
内のかみさんが猛烈に怒るのは、タバコはもちろんだが、アルコールの有害性についてである。18歳と言えば、身体も脳も考え方も、まだしっかりと出来ていない。そこへ、あの悪魔の毒液アルコールが入ったなら、一体どんなことになってしまうのか。
二十歳まで2年あれば、立派に、とっても若いアルコール依存症患者が出来上がってしまうのではないか。況してや、酒害の教育など、皆無である。高校三年生が、酒盛りをしても、満18歳に達していれば、法的に問題がなくなってしまうのである。
18歳と言えば、自動車の運転免許を取得できる年齢であるから、飲酒運転事故も、今より増えてしまう。合法的な酒を飲み過ぎて車を運転し、18歳で事故を起こしたなら、法的には大人として裁かれて、服役し、その後の人生は大いに狂ってしまうことだろう。
大体、選挙権年齢18歳と、飲酒・喫煙の開始年齢をリンクさせる必要が一体どこにあると言うのか。これは、今世の中で盛り上がっている安保法案改正と同じくらいのレベルの暴挙である。
もちろん、私も大反対である。酒とタバコは、禁止することも出来ないのだろうから、現状の二十歳ではなくて、30歳以上へと大幅に引き上げてもらいたい。
この件、みなさんはどう思われるだろうか。
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