あの『禁酒セラピー』に、他人に禁酒を勧めてはいけない、との記述があることを、このブログに何度も書いた。
断酒の良さを実感できるようになってくると、どうしても、自分の身近にいるのんべーの動向が気になる。やめさせたくなる。だが、これが、完全にお節介であり、無意味なことだと分かるまでに、更なる自分の断酒の期間が必要なのかもしれない。
酒を当たり前に飲む人と、断酒している人は、相容れない。
それは丸で、何の疑いも無く天動説を信じてやまない人と、地道な天文観察の結果、地動説を唱えるようになった人の間に横たわる深い深い溝が、決して埋まらないの同じこと。
次の文章は、数日前の記事に、ボーさんが入れて下さったコメント。
「禁酒のススメ 僕はしないほうがよいとおもいます。 天動説の時代に地動説を説いてまわるようなもんです。 飲酒者からすると禁酒を説く我々は異常者にすぎません。 禁酒はかなり大きな発想の転換を必要とするので、受け入れることができるほうが稀だからです。 」
これは、断酒以来の私の実体験で、とてもよく分かったことである。今では、のんべーの人にほんの冗談で言うことはあっても、真摯に断酒を勧めることは無い。無意味なことが分かっているからである。
天動説を信じて疑わなかった人が、地動説に転じるには、それなりのきっかけと、自分が納得するための学習の期間が必要なのである。
ただ、日々飲んだくれてはいても、本当はやめたいと思っている人がいるだろう。この手の人に、一緒にやめよう、と手を差し伸べるのは、良いことだと信じている。端っからやめる気などさらさらない人は、そのまま飲みつづければよろしい。
と、ちょうどこの記事を書いている時に、３日ほど前の『若年性アル中増員計画大反対！（断酒２年１７１日目） 』と言う記事に、天動説を信じている人からコメントが入った。人を馬鹿にしたようなハンドル名と、私の断酒ブログを真っ向から否定するような内容である。今日の記事を説明するには格好の材料なので、消さずにそのまま公開した。
しかし、地動説の私からは何も言う事が無い。
きのこさんから教えて頂いた、猫の動画。この猫、悟りの境地にいる！
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hakutousenさんから楽しいウサボが届いてます。今晩編集してUPしますから、お楽しみに！
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