『酒はやめられる(中本新一 著/三一書房)』
1999年刊行の本。著者はこの時、54歳で、高校の先生。あれれ、年齢的には今現在の私とほぼ同じだ。
この時から更に16年の時を経て、著者の断酒はどうなっているのだろうか、と気になって、ネット検索をしてみたら、全日本断酒連盟の奈良県の相談窓口のページに、住所・氏名・連絡先がしっかりと掲載されている。ずっと継続していらっしゃると共に、断酒会で他のアルコール依存の方のサポートを担当されているようだ。現在70歳になっていらっしゃる、断酒の大先輩である。
断酒会のホームページの相談窓口に著者の名前と連絡先があるのを見て、本を読んだ直後と言うこともあり、私は何だかほっこりとした気持ちになった。何というか、近くならばお会いしたいな~、と。
私は、そろそろ酒を断って丸2年半になろうとしており、《飲酒欲求くん》が不在の日が多い。
が、それとは関係なく、たったの2年半前の、やめた日の前までは飲んで苦しみ、やめた日から暫くは飲まずに苦しんだ、憎き酒をやめるタイトルの本は、その背表紙が私の目に、向こうから飛び込んで来る。
(おーいっ!のみすけ!私を読め!そして、内容をブログを読んでいる人に知らせてほしい!お願いだ!)と、本が叫んでいる(笑)
さて、この本の内容だが、私がこれまで読んだ断酒関連の本の中では、漫画家の吾妻ひでおさんの「失踪日記」とか、他の方と対談している「実録! あるこーる白書」辺りが似ているかな。
本人と家族の、凄まじいまでのアルコール依存症の実態と、克服するまでの状況が詳しく書かれている。
例えば、著者は、アルコール依存症がひどくなり、毎晩寝小便をするようになったそうだが、私は、アルコールで寝小便をしたことはないので、比較的ダメージが軽いうちに酒をやめることが出来たようだ。
(一旦ここで、更新;まだまだ書きたいことがあるが、時間がない!近日中に、ここに追加予定!)
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