一昨日の夜、鼻の奥に違和感を覚え、あー、これは風邪の前兆だな、と感じたら、その通りで、今日までほぼダウンしていた。
こんなこともあろうかと、ブログはいつも2~3記事下書きを作って有り、今回はそれが役にたった!何とか1000日目までは連日更新したいので。
(そんなわけで、コメントの返信が出来ずに申し訳ありません。)
まだ本復せず、熱もある状態だが、ブログの過去記事への今日のアクセス傾向がとても興味深いので、何とか起きてパソコンに向かい書いている次第。(書き終わってUPしたら、また横になるので、コメント返信はたぶん出来ません。。。すみません。。。)
今回の風邪の経緯は、元々は息子が風邪を引き、それをかみさんがもらい、そして私にうつった。症状が同じなので、同じ病原菌或は風邪のウィルスだろう。息子は、一晩寝て治してしまったが、かみさんは一週間くらい長引いている。
息子の驚異的な回復力は、平熱の高さにあるような気がしている。因みに息子の平熱はいつも37~37.5度の間くらい。かみさんの平熱は35度台だ。
ところで、本題だが、本日の早朝から、私のブログの過去記事の中で読まれているTOP記事は、2013年10月21日に書いた...
アクセスの半分近くを占めるくらいの勢いで、検索されている。
これは、ワインをとても愛していた女優さんの訃報が、あっと言う間にネット上を伝播したからだろうと思う。
『飲酒と癌(断酒221日目)』を検索して読んで下さった方は、次の内の何れかのお気持ちだったのだろうか。
①今飲酒しているけれど、癌にならないだろうか、心配だ。
②自分の家族(妻、夫、兄弟、親、子供)が酒を飲み過ぎているが、癌との関連が心配だ。
③癌になってしまったが、酒が原因だったのだろうか。
これまで、酒の主成分エタノール(アルコール)が、癌の原因となる事を、何度もブログに取り上げて来た。
例えば《飲酒 癌》とか《アルコール 発がん》とかのキーワードで、googleやYahooで検索を掛けてみると...これ、実際にやってみて頂きたいが、アルコールと発癌の関連性を示す検索結果に、目玉が飛び出てしまうはず。
WHOや、アメリカとかヨーロッパの研究機関とか、我が国の医療機関や大学の研究だとか、いちいち取り上げたらキリが無いほどの、ちゃんとした組織や団体が出したしかるべき結果を読むことが出来るだろう。
飲酒を習慣とし、日々当たり前に飲んでいる人ほど、頭の中でアルコールと癌を結びつけることはしない。そう言った報道や記事に接しても、恐らく「オレ(ワタシ)は大丈夫」とか「オレ(ワタシ)は関係ない」で済まして、飲み続ける人が多い。
飲んだくれ時代の私がそうだったので、良く分かる。のんべーは、酒を飲んで酔っ払うことが何よりも、病気よりも優先なのである。
ここで、本日の主題「飲酒と癌の考察」を締めくくりたい。
がんナビと言うサイトのレポートで、次のような記事を見つけた。
《晩酌好きなあなたへ
食道がん、頭頸部がんのリスクを知ってください》
ここでは、日本人と欧米人の食道癌の違いについて解説されているとともに、京都大学医学部消化器内科准教授の武藤学氏の飲酒の危険性の言葉「日本からアルコールが消えたら、食道がんの発生も9割ほど減るでしょう」が載っている。(リンク先の記事は2008年当時。武藤先生は現在教授である。)
この記事を、シラフの頭でしっかりと読み込んだ後に、敢えて食道癌に罹るリスクを引き受けてまで飲酒したいと思うだろうか。食道癌だけでも、アルコールがこれだけの危険性を秘めている。癌は身体中あらゆるところに発生し、アルコールは身体中のすみずみまで運ばれる。
「病気」でひと括りされるけれど、たまに引く《風邪》は、薬を飲まなくても、ある期間その症状を我慢していれば、自然と治るが、《癌》は、抗癌剤でも手術でも放射線でも、中々治らない。
もちろん、癌の原因はアルコールだけではない。が、アルコールが、少なくとも原因のひとつであることが疫学的に証明されているのであれば、矢張り飲まないほうが良い。
それでも飲みたい人の為に、この記事にあった、武藤先生の言葉を転載させて頂く。
「週に何回までの飲酒ならよいか?と患者さんからもよく聞かれます。でも、週に数回と決めても、結局、毎日飲んでしまうのが人の常でしょう。付き合い程度に飲むことに留める、すなわち、“ソーシャルドリンカーになる宣言”を是非して欲しいものです」
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