警視庁のホームページに、「免許を返納する勇気」と題するページがある。
《運転免許自主返納をお考えください》 との呼びかけで、高齢になって、運転に自信が無くなったり、家族から、心配だからもう運転しないでと言われたら、安全の為に、所持している運転免許を返納して、もう運転はしないで下さい、とのこと。
日本では、二十歳になれば誰にでも、酒を飲んで良い免許が自動的に交付される(ようなものだ)。
飲酒運転やら、大トラ狩りやら、日頃酒を飲み過ぎた人々を取り締まるのに忙しい警視庁・警察庁には、是非もうひとつ、次のようなページを追加して頂きたい。
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「酒を断つ勇気」
《飲酒習慣自主返納をお考えください》
飲酒に自信が無くなったり、家族から、心配だからもう飲酒しないでと言われたら、安全の為に、日々の飲酒習慣を断って、もう酒は飲まないで下さい。
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もうひとつ、運転免許を返納した人には、「運転経歴証明書」と言うのが交付され、これは『運転免許を返納した日からさかのぼって5年間の運転に関する経歴を証明するもので、これまで安全運転に努めてきた証明や記念の品となるもの』だそうだ。
これを提示することにより、『高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟店や美術館などで、様々な特典を受けること』ができるそうである。
これに習って、飲酒習慣を自主的に返納した人には、「飲酒経歴証明書」と言うのを発行し、『飲酒習慣を返納した日からさかのぼって5年間の飲酒に関する経歴を証明するもので、これまで日々の飲酒に努めてきた証明や記念の品となるもの』でどうかな。
これを提示することにより、『飲酒習慣自主返納サポート協議会の加盟店や居酒屋などで、酒をやめた人に対する様々な特典を受けること』ができるなんて、中々素晴らしいと思うが。
昨日書いた、酒で歪んでしまう人生を読み返していて、ふと、高齢者の方の運転免許返納があるなら、飲酒免許(!?)の返納もあっていいじゃないか、と、今日の記事になった。
断酒とは、飲酒習慣の自主返納である。飲酒の危険性や問題点を、自らのことと捉え、受け入れ、きっぱりとやめるのである。
人に言われてやるのではなくて、自分で決断して実行するから、意義がある。人に言われてやることは、自分が納得していないから渋々動くだけで、続きやしない、が、自らの考えでやることは、継続の可能性を大いに秘めている。
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