家族内での自分の立ち位置を意識したことがあるだろうか。
飲んだくれの場合、かなり悲惨である。
私は断酒以来、かみさんや子供と、明るくソフトな口喧嘩をすることが多くなって来た。お互いの意見をぶつけて、言い合いをする。
私の飲んだくれ時代には、無かった光景である。その頃は、酔っ払った私が、一方的に自分の意見を押し付けて、反論を許さなかったから。
酔っ払いは、ズルイ。酔っ払いは自分勝手だ。人の言う事など聞く耳持たぬし、自分の意見だって、言いっ放しで、家族が何か話そうと思っても、既にいびきを掻いて寝てたりするし。
例えてみれば、突然開いて、押し売りのように売るだけ売って、すぐにシャッターを閉めてしまう店のようなものだ。買った側の意見など何も聞いてくれない。しかも、扱っている商品は、腐っていたり、故障していたりするものばかりと来ている(笑)
酒を飲まなくなった今日、私と家族はほぼ対等な関係になったようだ。いつだって、下手すると、朝の早い私が既に熟睡していても、何か重要な話がある時は、たたき起こされる(笑)滅多にはないけれどもネ。
「なんだよ!」と不満たらたらで起きつつも、私に用のある家族と、すぐに話し合うことが出来る。家族だって、申し訳ない気持ちで一杯だから、きちんと私に向き合って話す。ものの数分で話は終わって、私はまた熟睡モードに戻る。
余談だが、酒をやめて以来、本当に良く眠れる。枕に頭を付けたら、同時とまでは行かないが、あっと言う間に眠ってしまう。飲んだくれ時代の、アルコールに力を借りた睡眠とは、根本的に質が違う。
一方的な振る舞いしか出来なかった酔っ払いが、酒をやめたことにより、普通の人間にもどり、家族とは対等な関係になった。
だから、口喧嘩も当然多くなる。我が家の場合、それが尾を引くことはない。明るくソフトな口喧嘩は、討論なので、頭の体操になるし、子供にとっては、世の中に出る前の訓練になっているはずだ。
こういう観点から考えてみても、飲んだくれが酒をやめることの良さが浮き出して来るわけで、やっぱり、断酒が一番だなぁ、と言う事だ。
あなたも酒をやめて、家族と対等な関係に戻ろう。
酒をやめないあなたは、飲むのも、酔うのも、家族に意見するのも、全て一方的で我がままである。このことは、酒をやめない限り、自覚できない。
NoSakeSince20131225さんから、Happy!《読者通信》にメール便が来てました。
最近、メール便があまり来てなかったので、ちょっと忘れていて、掲載が遅れまして、すみません!
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