テストステロンをご存知だろうか。
結構最近、男性の更年期障害がマスコミで取り上げられることが多くなっている。男性ホルモンのテストステロンが大いに関係している。
昨年(2014年)12月16日の記事でも、ちょっとだけ取り上げた。
「『危ない呑み方・正しい呑み方』読書感想文(断酒1年277日目)」
テストステロン値が一番高いのは、20代の頃で、中年期以降、徐々にその分泌量が減って来る。男性の更年期障害の症状としては、性欲減退、ED、やる気の減退、うつ症状、筋肉痛、心筋梗塞、脳梗塞リスクの上昇などがある。
ただ、このテストステロンの値は、個人差がとても大きく、お爺さんでも若者並みの人もいれば、その逆で、若者でも老人並みの人もいるそうだ。
一般的には、テストステロン値は、加齢と共に下がるので、この減少をいかに少なくするかが、ポイントとなる。
もうひとつ、テストステロン値の減少と反比例して、内臓脂肪が増えることが分かっているそうだ。その場合、テストステロンを補充してやると、内臓脂肪が減っ て筋肉が増えることが医学的に実証されている。つまり、テストステロンが少ないと、今話題のメタボ体型になりやすいと言うことらしい。
そして、ここから本日の本題だが、酒(アルコール)を飲むと、テストステロンの分泌量が減る。それだけではなく、酒(アルコール)を飲むと、コルチゾールという、筋肉を分解する働きのある物質の分泌量が増大する。
酒(アルコール)を沢山飲んで、テストステロンが減り、コルチゾールが増えると・・・あれれ、その結果の体型を想像してみれば・・・プヨプヨと腹の出たぽっちゃりしたおっさんかいな・・・嬉しくないな。
マスコミと言えば、ある酒豪の芸能人が、男性の更年期障害に悩まされているとの報道を読んだ。しかし、酒はやめずに飲んでいるそうだ。テストステロンのことを考えると、断酒したほうが更年期障害には断然良いと思うのだが...
では、テストステロンを増やすにはどうしたらいいのだろう。
筋トレ、睡眠、食事、酒を飲まない、サプリを摂る。大体このくらいらしい。
最近気付いたのだが、私は特にテストステロンは意識していなかったけれど、テストステロン低下に伴う身体の現象は、ほぼ出ていない。酒を断ってからの期間が長くなるほど、体調は良くなっているような気がする。
そんなわけで、ご主人に酒をやめてもらいたい奥様は、飲酒と男性ホルモンのテストステロンと男性の更年期障害について、以上のような予備知識を頭に入れた上で、ご主人が素面の時に、ちょっと耳に入れてあげてはどうだろうか。
断酒して有酸素運動や筋肉の強化を伴う運動を始めれば、更にテストステロンが増える。 飲んでばかりいると、テストステロン分泌が抑制され、ぽっちゃりした体型になって、更にアルコール依存症へと移行してしまうのだ、と。
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