断酒以来、私がずっと読み続けているブログが二つある。
このことは、今までここに書いたことは、たぶん無い。
(たぶん、と言うのは、かなりの記事を書いて来たので、ひょっとしたら書いたかも知れないから。)
リンクを貼ることはしないので、読んでみたい方は、自力で探してみてほしい。
ひとつは、ご主人が重度のアルコール依存症で、その日常を綴る奥様のブログ。この方のご主人は、私とほぼ同い年だ。
もうひとつは、重度のアルコール依存症を患う本人が書くブログ。お子さんにも奥様にも恵まれていたのに、酒のせいで全て失い、入退院を繰り返して、今やブログ更新は途絶えている。この方は、私と同じころ断酒を始めた人だ。
お二方とも、入退院を何度も繰り返している。退院すると、すぐに酒に手を出し、また入院。たぶん、ブログの感じでは、結局は断つことが出来ずに、重度のアルコール依存症のまま、この世と別れることになるのではないだろうか。
私も飲み続けていたら、同じ道を辿った可能性が高い。
お二方とも、ブログを読む限りは、仕事にも家庭にも自分自身の健康にも恵まれていたのに、過剰飲酒し、奈落の底へ落ちて行く。要所要所で、そこから這い上がるためのチャンス(つまり入院)を与えられるが、それは活かされることがない。
今度こそ、と入院して、少しは酒の無い生活が当たり前になり、もう大丈夫だろうと退院するのだが、家族に隠れての飲酒が始まり、やがてそれが常態化して、入院前と同じか、もっとひどくなる。
読んでいて、とても悲しくて、ひたすら悲しくて、アルコールに憑りつかれてしまった人の哀愁が漂ってきて、如何ともしがたい気持ちになる。
飲み始めたら止まらない、問題飲酒行動が常態となっている人は誰しも同じような道を辿る可能性が高い。
今日tweetしたものを再掲してみる。
「飲み続ければ、アルコールの海で溺れてしまうだけだ。
断てば陸に上がり、無限の可能性を追い求めて、歩くことが出来る。
アル中の未来は、どちらかを自分で選ぶしかない。と言うより、選べることに感謝だ。
断つ苦しみと飲み続ける苦しみ。
短い方と死ぬまで続く方と。
どっちを選ぶ。」
Happy!《読者通信》にNoSakeSince20131225さんから、メール便が届きました。
ナント、ついに、NoSakeSince20131225さんの実物画像が!?
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