とても嬉しいことに、最近、新たに自分の意志で断酒された方が、何人もコメントを入れて下さる。
この、やったー!また、ひとり断酒の仲間が増えた!と言う嬉しい気持ちが、もちろん一番大きい。
だが、もうひとつ、その方々がこれから悩まされる飲酒欲求の激しさが、自分の過去の経験と重なり、とても気の毒に感ずる気持ち、も同時に湧き起り、混ざりあって、妙な気分になる。
いつものことだが、先ずは、断酒の決断に対して、エールを送りたい。それがなければ、断酒の道へと足を踏み入れることは無かったわけだから。自分で自覚して断酒を決断したことは素晴らしい。
これで、スタートラインに立った。ヨーイドン!で、走り始めた。
断酒の道が、真っ直ぐで平坦ならば問題ないのだが、断った直後から暫くは、山あり谷あり落とし穴あり、橋のない川があり...これは何を比喩しているのかと言えば、波状攻撃で襲い来る《飲酒欲求》である。
こやつ《飲酒欲求》とにかく、しつこい。断酒後一年くらいは、このことを覚悟して過ごしてほしい。私自身がとても悩まされたので、このしつこい《飲酒欲求》をどう受け流し、やり過ごすか、これが断酒の一番のポイントだろう。
中には、稀に、それほど苦しまずに済む方もおられるようだが、大半の飲んだくれ人間は、かなり苦しむこと間違いなし。
そこで、飲みたい気持ちにグラグラするのではなくて、飲みたくてもどっしりと構えて、ブレないことが大切。断酒の軸をしっかりと定めて、ブレない。ブレるのは、良くない。空元気でいいので、ブレないでいること。
ブレない生き方は、何も断酒だけに限らず、あらゆる生活あらゆる人生の理想だろう。しっかりとした軸を持ち、一本筋の通った生き方。
飲みたくなったら、「オレは(私は)ブレない!」と、背筋をピシッと伸ばしてみよう。
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