今日は立冬。暦の上では、冬になった。
北国では、10月中にとうに初冠雪を記録しているそうで、あのギラギラの夏が幻に感じられる、寒い季節に突入したようだ。
今日のタイトルは、朝方「立冬」に因んでTwitterに投稿した「立冬断酒俳句」のひとつ。
こちらに再掲してみる。季語を織り込んで、俳句に仕立ててみた。
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立冬の断酒俳句を七句。冬も飲まないよ~
断ちてより 三度目となる 冬来たる
立冬の 寒さ味わう 断酒かな
飲まぬ日々 春夏秋過ぎ 冬に入る
冬立ちて 酒の代わりの 白湯うまし
断つ気迫 立冬迎え 再決心
冬立つ日 我も酒断つ 共にたつ
素面にて 感慨深き 今朝の冬
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こっちは、同じく今朝方tweetした狂歌。
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冬の断酒勧誘&応援狂歌
飲みたくも ぐっと堪える 今日あれば 必ずや来る 平穏な日々
阿呆らしい 酒だ酒だと 騒ぎ立て げに浅ましき 酒狂いかな
囚われし こころ己に 取り戻せ たかが酒なり されど酒なり
酒だけが 生きる糧でも あるまいし ここらでひとつ 断ってみるべし
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ところで、俳句&狂歌から、話題は一転するが、ブログを書いている最中、ネットのニュースをちらりと見たら、恐らく泥酔が原因と思われる事故の記事が載っていた。
昨日(2015年11月7日)22:20頃、兵庫県のJR山陽線明石駅ホームで、線路側に向かって嘔吐中の男性医師(55)が、進入して来た電車と接触し、亡くなったそうだ。
この男性が、酒に酔っていたかどうかは、記事には書かれていないが、22時過ぎに駅のホームから嘔吐と言うだけで、酒を飲んでいた可能性が高い。もし酒でなくて、突発的な病気であることが分かれば、今日のこの記事は後から修正しようと思う。
自分とほぼ同世代の男性なので、もし原因が泥酔であったなら、酒に命を奪われてしまったと言う事で、とても悲しい。三十路、四十路、五十路、と年齢を重ねるごとに、肝臓始め身体の諸器官は衰えて、同じアルコール量でも、酷く酔うことがある。少なくとも、五十路に突入したら、きっぱり酒とは縁を切った方が、その後の人生が明るくなるはず。
私も経験があるのだが、泥酔して気分が悪い時、嘔吐の場所は選ぶことが出来ない。その時に自分が居る場所。そこで吐く。これだけなのだ。恐らく、経験ある方はみなさん同じではなかろうか。
独身時代は、しこたま飲んだ次の日のある朝、ふと気付くと、自分の嘔吐した汚物にまみれて寝ていた、なんてことが何度もあった。これは、家庭を構えてからも同じで、この始末を自分ではなくて、飲んでもいないかみさんにやってもらっていた。
げに泥酔の恐ろしさ。その泥酔への最初の一歩は、小さなコップに注がれた、たった1杯のビールだったかもしれない、小さなお猪口に注がれた日本酒だったかもしれない。何れにしても、ほんの少量のアルコールが泥酔へのトリガーとなっている。
酒の恐ろしさは、微酔から泥酔へと至る段階に切れ目がないこと。丸で無段変速機のようで、スムーズに酩酊状態へと移行してゆく。
これ以上飲むと危険だから、ここでやめておこう、と自分をどんな時でもコントロール出来る人は別にして、過去に一度でも酒の飲み過ぎで「ヒヤリ・ハット」の経験がある人には、断酒を強くお勧めする。
「ヒヤリ・ハット」とは、後から考えて、あれは危なかったな~、と一歩間違えば取り返しのつかない事故や災害に至っていたかもしれない事象のことだ。実際、例えば包丁の使い方を間違えて手を切りそうになってヒヤリとしたり、ハッとしたりすることがある。
「ヒヤリ・ハット」の事例を、実際の現場での事故や災害の未然防止に活用すると言う運動の多くは、医療機関で行われているようだ。
酒を飲まない生活を強くお勧めするわけは?
酒を飲まない生活は、安心・安全・快適であることが証明されているから!
Happy!《読者通信》に、NoSakeSince20131225さんから、楽しい自転車生活の写真が届いてました。
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