禁煙以来、タバコの煙が苦手となり、タバコそのものと無縁の生活をしている。
先日、ふと、喫煙する知人のタバコに目が行き、その箱をじっくりと、１０年ぶりくらいに観察してみた。
自分が喫煙していた頃、パッケージにこんな警告文は書いてなくて、確か
「あなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう」
だったよな～と、内心、時代が変わったなと、驚きつつも、
「あれ、このメビウスって、新しい銘柄なんだね！」
って聞いたら、
「いやいや、のみすけさんも知ってる、マイルドセブンが、名前変わっただけだよ」だって。
タバコなんて、もう頭から全てのデータが消去されているので、これまた驚いた。
で、気になったのは、写真にもあるけれど、表と裏に印刷されている文言。
（タバコの箱のどっちが表か裏か知らないので、便宜上警告文字が大きい方を表としてみた。）
表：「人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます。」
裏：「喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。
疫学的な推計によると、喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約１．７倍高くなります。」
これを、酒に適用すれば、
表：「人により程度は異なりますが、アルコールにより飲酒への依存が生じます。」
裏：「飲酒は、あなたにとって肝臓病の危険性を高めます。
疫学的な推計によると、飲酒者は肝臓病により死亡する危険性が非飲酒者に比べて約○．○倍高くなります。」
となるのだろうが、見たことないよ。
ちょっと調べてみたら、タバコは、「たばこ規制枠組み条約」と言う世界的な条約を批准した国が、警告表示をパッケージに印刷したり、「マイルド」とか「ライト」とかの名称を使わないようにしたりするのだそうだ。
それで、「マイルドセブン」が「メビウス」になったのか！合点！
タバコなどとは比較にならないくらいに有害で、経済的損失も遥かに大きい酒に関して、世界的な、「アルコール規制枠組み条約」は、存在しない。タバコも酒も合法的に売られており、それぞれ人体に毒であり、依存症に陥る嗜好品なのに、これでは片手落ちだな～。
・・・と嘆いてみても、 現状では、少なくとも自分の住む国では野放し状態であることは間違いないわけで、飲むならば（と言っても私は飲まないけれど）、上記のようなラベルを自作して、いつも酒の入っている缶や瓶や飲む器にでも自分で貼りつけて自戒するしかないのかな。
そんな、酒の味が不味くなりそうなことをする《のんべー》は、絶対にいないと思うが(笑)
驚きついでに、もうひとつ、タバコでびっくりしたのは、その値段。
のみすけ：「これ、今、ひと箱いくらしてるの？」
知人：「えーと、４２０円かな」
のみすけ：(@_@)
確か私が喫煙していたころは、ひと箱２００円代だった．．．酒もこんな感じでどんどん値上げすればいいのにな～
Happy!《読者通信》に、NoSakeSince20131225さん、とらさんから楽しいメール便が届いてました。ちょっと編集＆ＵＰが遅くなってしまい、すみません！
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