Aさんが禁酒を、Bさんが断酒を、今年(2015年)の9月1日から始めて、今日現在に至ったとする。
Aさんは、ドクターストップにより、身体をこれ以上悪くしないために、3か月の禁酒を誓った。
Bさんは、自分の飲酒に問題があることに気付き、断酒を決意した。
二人とも丸2か月と23日酒を一滴も飲んでいないことは、同じ。恐らく、二人とも体調も良くなってきているはず。
先の話だが、師走のある日の2人の行動を見てみよう。
Aさんは、当初目標が達成され、ドクターからOKが出たので、禁酒を解いて、また飲み出している。
Bさんは、断酒を継続している。
まー、禁酒と断酒の違いは、こんなところかな。
今日これを書きたかったのは、当ブログをずっと読んで下さっている方ならご存知の、私の知人・関西弁のCさんの現況を聞いて、唖然としたからである。
以前、ブログに書いたが、CさんはC型肝炎の治療の為、一錠六万円する薬を、2か月前の9月1日から服用を開始し、今月(11月)末まで3か月継続する予定だ。もう、あと1週間ほどで、服薬から解放され、自由の身になるようだ。
この薬は、ほぼ100%の人に効果があり、3か月間服用を継続すれば、C型肝炎ウィルスが消滅するそうで、Cさんは真面目に禁酒し、日々薬を飲んでいる。
私が聞いた話では、Cさんは12月に入ってからウィルスの検査をして、消滅していれば、待望の飲酒を再開できると、ワクワクドキドキしながら、今酒を我慢しているそうだ。
付け加えておくと、これは、Cさんが禁酒を始めた時からの既定路線だったわけなので、私から彼に何か言おうなどとは毛頭考えていない。それを踏まえて、次のあっさりした私とCさんの会話を読んで頂きたい。
のみすけ:「もうそろそろ、薬も終わりだね」
Cさん:「そうなんですわ。来月医者で検査して、治ってたら酒飲めますねん(笑)」
のみすけ:「また、前みたいに、深酒生活に入っちゃうわけ?」
Cさん:「肝臓治ったら、これまで飲んでなかった分も飲みまっせー」
のみすけ:「・・・」
やめる気の無い人に断酒のことは言わないし、勧めることもしないのが私のポリシーなので、Cさんとの会話はそれ以上進展しなかった。
やっぱり、せっかく酒をある期間断つことが出来ても、そのままやめてしまう人って、いないんだな~。
飲まないほうが断然身体に良いし快適なのに、あのアルコールによるニセモノ&幻&一時的な快楽の《酔い》を求めて、飲酒生活に戻る人もいる。
私からは、Cさんに次の一言を送る。
「どうぞ、ご自由に!」
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