何度かブログに書いたことだが、この時期、矢張り思い出してしまう、若き日の大失態。
12月、寒風吹きすさぶ中、味わった天国と地獄。会社の忘年会のその日は、午前中からソワソワして、仕事も上の空だった。早く終業の時間にならないかな~と。30年近くも前のことなのに、覚えている。
結構その年の仕事はハードで、残業続きで、でも成果が上がって、迎える忘年会の何と楽しかったことだろう。
飲み始めから、酔っ払っている最中は、天国だった。誰も、私の酔い具合など気に掛けることも無かった。あまり顔には出ないし、普通に話をしていたようだった。でも、泥酔していた。
この続きを知りたい方は、まだまだ断酒初期の頃の懺悔の記録として書いた、懐かしい断酒19日目の記事を読んで頂きたい。
酔っ払っている間は、天国にいる。浦島太郎だと竜宮城かな。例えば、それが木枯らしのヒューヒュー吹いている公園のベンチでも、泥酔していれば、桃源郷なのだ。アルコールが薬物としての効力を発揮している間だけだが。
だが、そういつまでもアルコールの薬効は続かない。ふと、醒めて、あれ!?ここはどこ?オレはなぜここに?と気付いた時、場面は天国から地獄へと一気に転換する。まさに急転直下。この、落差の激しいこと。
何も紛失していなければ、何も失言していなければ、何も失態を晒していなければ...?
いやいやそれは、単にラッキーだっただけで、それらの、紛失・失言・失態などを、この次の泥酔時に繰り延べしただけに過ぎない。飲み続けていれば、いつか必ずやらかして、地獄を味わう事になる。
酒の恐ろしさを肌身で知った人は、酒を断つ他ないことを自覚する。
どうか、このブログを読んで下さっている方は、大晦日までの、あと約2週間、酒とは無縁で過ごし、アルコール無しの爽やかな新年を迎えられんことを祈る!
師走の、アルコールによる大失態は、ダメージが大きい。被害も甚大なものになる。金品を失うことは、大した事ではない。
酒で友人を失ったら?
酒で信用を失ったら?
酒で命を失ったら?
飲む前に考えてみよう。飲んでからではもう遅い。
『飲む前に 考えてみりゃ 飲む気失せ』
『遅すぎる 飲んでからでは 考えぬ』
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