何も考えずに毎日飲んでいた頃は、飲みたい自分しかいなかった。
ある日のこと、私の断酒のきっかけとなる「トンデモ事件」を起こし、心底酔っ払いの自分がイヤになり、やめたい自分が体内に宿った。この時から、飲酒に関しては私の中に二人の人格が存在している。今でも。
飲みたい自分とやめたい自分。
断酒仲間の皆さんも、全く同じではないだろうか。常に自分の中でこの二人の人格がせめぎ合い、微妙なバランスの中で、生活している方が多いだろう。
中立公正にジャッジすれば、やめたい自分のほうが正しくて、飲みたい自分の出る幕などないわけだが、実際には飲みたい自分のほうが幅を利かせていることが多い。
酒断ち1年くらいで、
「飲みたい自分>やめたい自分」→「飲みたい自分≧やめたい自分」→「飲みたい自分=やめたい自分」
このくらい変化するかな。
飲みたい、と、やめたい、の力が均衡するところまで行き、その後は、
「飲みたい自分≦やめたい自分」→「飲みたい自分<やめたい自分」
と、こんな感じで、後はひたすら飲みたい自分が小さくなって行くが、決していなくならないところがポイント。たまに、ゾンビのように勢力を取り戻すので、注意が必要だ。
自分の中の、飲みたい自分とやめたい自分の存在を認めて、冷静に観察し、やめたい自分を応援しよう。これも、断酒継続のひとつの方法だと思う。
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☆れいまるさんへ
70番目の断酒丸の仲間ですね!0周目の名簿に追加しておきます。あとで、酒歴、年代等、教えて下さいネ。
☆アーリーさんへ
71番目の断酒丸の仲間に入れちゃいました!0周目の名簿に追加しちゃいました!あとで、酒歴等、教えて下さいネ。
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