《酒で失うもの》は《金で買えないもの》ばかり。
命、健康、愛情、信頼、信用、仕事、時間、家族、恋人、友人・・・
このことに気付くかどうか。気付いたらどうするか。
財布とか携帯とか腕時計、その他、金で何とかなるものは、失ってもまた手に入れることが可能だ。それらは形のあるものだから。金《カネ》そのものでさえ、また稼げば良い。
しかし、命、健康、愛情、信頼、信用、仕事、時間、家族、恋人、友人・・・は、金では決して買えない。どこにも売っていない。
・命を失ってしまったら、それが自分の命なら、気付くのが遅すぎたことになるし、他人の命なら、絶対に二度と取り戻せない。
・健康を失ってしまったら、回復するのには時間がかかるか、病気の程度によっては現状維持が精一杯かもしれない。
・愛情、信頼、信用は、一度失ってしまうと、取り戻すのには大変な困難を伴う。
・仕事を失ってしまったら、次の仕事を探すのが大変だろう。
・時間を失ってしまったら、もう過ぎ去ってしまったので、取り戻すことは出来ない。
・家族、恋人、友人を失ってしまったら、これらの人間関係を修復することは、たぶん不可能に近い。
まだ間に合う人は、幸せだ。酒を断てば何とかなる。
もう間に合わなくても、最後の、命まで失う前に、気付いて酒を断てば、何とかなるチャンスはある。
これらのことをよくよく考えてみて、自分の場合、どれも失うほんの一歩手前で、ギリギリ踏みとどまったようだ。映画のワンシーンの、断崖絶壁の一歩手前で、乗っていた車がギリギリ止まったような感じだろうか。
酒は魔性の飲み物である。コントロール出来る人だけが飲むことを許される。サーカスの猛獣使いをイメージすると分かりやすいかもしれない。酒は猛獣である。襲われて食われてしまうことがある。
酒で失うものは、金では買えないもの、どこにも売っていないもの。
これを肝に銘じて、これからも酒は飲まない。
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