断酒して間もない57日目のブログで、「不飲酒戒」について書いたことがある。
今日、Twitterで、これに関連した有り難いお経が流れていた。
善生よ、まさに知るべし、飲酒に六の失あり。一つは財を失う。二つは病を生ず。三つには闘争す。四つには悪名を流布す。五つには恚怒して暴を生ず。六つには智慧日に損ず。善生よ、もし彼の長者・長者子飲酒已まざれば、その家産業日日に損減す。(『長阿含経』善生経)
— 断酒応援bot (@letsdanshu) 2016, 1月 23
長阿含経の中の「善生経」の部分にある、お釈迦様が、在家の信者である善生さんに説いた、飲酒の六つの過失だ。
真言宗泉涌寺派大本山 法楽寺(ほうらくじ)のサイトに、上記の文章と、現代語訳が載っている。
現代語訳を引用させて頂くと、
『善生(シンガーラカ)よ、この様に学びなさい。飲酒することには六つの過失がある。一つは、財産を失う。二つには、病気になる。三つには、(他者と)争いをおこす。四つには、評判を悪くする。五つには、怒り狂って暴れる。六つには、智慧が日に日に減退する。シンガーラカよ、もし資産家と資産家の子が飲酒をやめなければ、彼等の家の財産と生業は日々に衰退するだろう。』
これの「善生(シンガーラカ)よ」の部分を、「のみすけよ」に、替えれば、お釈迦様から、私への有り難い戒めのお言葉となる。
飲酒することの六つの過失。ここで、お経ではただ「飲酒」と言っており、「過飲酒」や「大量飲酒」ではないところがポイントだろう。少量だろうと適量だろうと大量だろうと関係なく、「飲酒」そのものを問題としているのだ。
1.財産を失う
2.病気になる
3.争いをおこす
4.評判を悪くする
5.怒り狂って暴れる
6.智慧が日に日に減退する
私の経験及び、見聞するところから鑑みても、飲酒することは、この六つの過失につながることは、真実である。
仏陀釈尊が、「酒を飲むな」と在家の私たちに、わざわざ説いて下さっているのだ。有り難く受け入れて、酒を断とうではないか。
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