極寒のこの時期、暖かい部屋で飲む酒と、寝る前に入る風呂は、天国...だが...
飲酒中の排尿と飲酒後の風呂には、天国気分が一瞬にして消えてしまう罠があるようだ。
先ずは、排尿失神。これは、今の時期、トイレに行くのが寒いので、酒を飲みつつも、尿を限界まで我慢して、どうしようもなくなってからトイレに行ったような場合に起こるようだ。
膀胱内の尿が一気に減ると、血圧が急に下がり、脳の血流量が減少することにより、血管迷走神経反射が起こるのだそうだ。
私は経験がないが、ちょっとコワイな。失神だけなら、何とか回復するだろうが、気を失った時に、打ち所が悪く怪我をする可能性もある。それが頭だったら、脳に障害が起こるかもしれない。
次に、飲酒後の風呂での溺死。これは、以前『飲酒と溺死』と言うタイトルで書いたが、もう一度、おさらい。
酒を飲んでいなくても、入浴中の溺死は起こりやすいそうだ。リラックスして、血圧が下がって、脳への血流量が減り、あ~いい気持ち、などとうたた寝していたら...入浴中に失神して、溺れてあの世行き。コワイな~。
もし、飲酒後の入浴であれば、アルコールによって血管が拡張するので、血圧も一時的に下がり、湯船に浸かることにより更に血圧が下がるので、失神のリスクが高まる。つまり、溺死の危険性が飲酒後の入浴には付きまとうと言うわけだ。
日常生活に酒が入り込むと、普段は何ともない行為が、命に関わる行為へと変わってしまうこともある。
特に、中高年(40代後半くらいからかな?)と言われる年代に突入した人は、身体の無理が効かなくなり、自宅のトイレや風呂で、失神することもあるかもしれない。泥酔するまで酒を飲むような習慣は、命をわざわざ縮めることになる。
このようなことをじっくりと考えてみると、結局、50歳くらいで飲酒の習慣を返上してしまうことが、後半生を穏やかに生きる秘訣かもしれない。
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