うまいから、ではなく、気持ちをごまかしたいから、飲みたくなる時が、今でもある。
そろそろ断酒も3年になろうとしているのにネ!
遣る瀬無くなったり、悲しくなったり、イライラしたり、焦ったり、失敗を後悔したり、など、ネガティブな感情になると、それらの根本原因と面と向かうことをせず、酒でごまかしてしまいたくなる時がある。
と言っても、その頻度は、初年度に比べれば激減したけれども。
書き間違いを、ちょっと消しゴムで消すような感覚で、酒は、気軽に自分をごまかすツールとなる。飲めば、取り敢えず負の感情を忘れて明るくなる。飽くまでも取り敢えずなので、書き間違えた跡は、綺麗には消えないし酔いから醒めれば余計に汚れている。
でも、その場を何となく取り繕って、あたかも前進出来たような錯覚を、酔いによって味わうことが出来るから、厄介なのである。
感情の平衡を保つように心がけること、怒りやイライラから自分を遠ざけること、いつも穏やかな気持ちでいること、がいかに大切か。分かっちゃいるけど、聖人には程遠い凡人の私には、この辺り、中々思うようには行かぬ。
ただ、いつまでも問題と真摯に向き合わず、酒でごまかしていれば、それが人生となってしまう。
誰にでも、人生の終わりがあり、いつ訪れるか分からないが、その最期の際に、どんな人生を送って来たのだ?と問われた時に、
『酒でごまかす人生』
でした、なんて答えたくない。
堂々と、
『中々良い人生』
だった!悔いなし!と、叫んでやりたい。
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