最近、断酒丸へ参加して下さった仲間のwmmqr140さんへのコメントの返信に書いた言葉。
「良くなる苦しみなので、楽しんで下さい! 」
つい昨日まで、つい3日前まで飲んでいた酒を急に断つと、暫くは飲みたさとの闘いが続く。これは、苦しみ以外の何ものでもない。手っ取り早くこの苦しみから脱するものは、コイン数枚で買える。しかも、どこにでもあるコンビニで売っている。
それをしないで、苦しみに耐えることは、自分の中で葛藤を呼ぶ。
この苦しみに意味はあるのか?
今回だけは飲んでしまっても良くはないか?
明日から断てばいいだろう。
何しろ、初っ端から、自分の中に棲む小悪魔が、甘い言葉を囁いて、勧誘するのだ。抗うのも、中々シンドイ。
普通、病気や怪我による苦痛は、医者に診察してもらい、適切な治療を受ける。少しでも、身体が楽になるように、生活の質が向上するように、苦しみが無くなるように。しかしこの、酒を飲みたいけれど、飲んではいけない苦しみは、楽になる薬が存在しない。唯一の薬は、エタノールつまり酒であるが、これに手を出したら、元の木阿弥。
(もちろん、1人で苦悶するのではなくて、医療機関へ足を運んでアルコール依存症の治療を受けたり、歴史ある断酒会やAAなどへ参加してみるなど、多種多様な機会を積極的に活用するのが好ましい。)
ただ、これが通常の苦しみと違うのは、苦しめば苦しむほど、酒の無い良い生活へと近づくと言うこと。自分が良くなるための苦しみなのだ。なので、wmmqr140さんへは、冒頭の、「良くなる苦しみなので、楽しんで下さい! 」を送った。
どうせ苦しいのだから、楽しんでみたらどうだろうか。痛いわけでもないし、歩けないわけでもない。ただひたすら酒を飲みたいだけの苦しみなのだ。自分で色々と工夫して、気を紛らわすことから始めたら良いと思う。
散歩に出たり、ジョギングをしたり、代替飲料を工夫したり、私のように、ブログにひたすら酒の悪口を書いて、酒を嫌いになったり、とにかく飲まないために色んな手段を試してみる。
飲みたくてたまらないのに、飲めない苦しみは、良い生活への関門なのである。最初は、長い長い関門に感じるかもしれないが、1年もすれば、ふ~っと、力が抜けて、実に楽になる。これは、多くの断酒仲間の共通する経験値なので、かなり確度が高い。
そんなわけで、その苦しみは、良くなる苦しみなので、楽しんで下さいな!
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