以前、酔っ払いのお土産にゲンナリしたと書いた。
今日のゲンナリは...
午後3時頃、電車で。車内はガラガラで、私は端に座っていた。途中駅で乗り込んで来た、70代くらいの爺さんが、私の座る席のすぐ近くに立っていた。かなりの厚着に、毛糸の帽子に、サングラス、マスク。ちょっと見えている頬が赤い。
ちょうど、私の頭の上辺りで、それは聞こえた。
「ゴヘッー!」
いきなりの、ゲップだ。これが、アルコール臭たっぷりの、不気味な臭いなのだ。何とも言えない悪臭が、私の頭の周囲に広がる。ゲンナリして、見上げると、わざわざマスクをずらしてやらかしてくれたらしい。真っ昼間の酔っ払いだ。
ゲップは、肺ではなく胃から出るものなので、正確には呼気ではない。胃から未消化の食物とアルコールの混ざった悪臭を出し、肺からも臭い呼気を出すじい様に辟易し、席を変えようとしたら、たった二駅くらいで、そのじい様は下車して行った。
おいおい、おいおい!とは思ったが、あー、ブログネタを提供するためにわざわざ現れた人なのだと、プラス方向に取ることにした(笑)
アルコールは、飲むときも臭いが、それが身体に入って、呼気として出て来る時は、輪をかけて臭い。
などと、書いてみたが、もちろん、飲んだくれの現役バリバリの頃の私は、この悪臭を放つ呼気を、毎晩吐き出していたわけである。夜だけでは終わらず、朝の通勤の電車内でも、この下劣なニオイの呼気を吐き出していたことが多々あったわけである。
で、今日のタイトルは、有名な小説&映画の『郵便配達は二度ベルを鳴らす』から、付けてみた次第。
今日の記事も、カテゴリ分けするなら、「酒の悪口」なのかな~。
こんなことを書いては見たが、今でこそアルコールは悪臭でしかないが、白状すると、酒を断ってからしばらくの間は、芳香だったのだ。これは、タバコの時も同じで、禁煙してからしばらくの間、喫煙所などから漂うタバコ臭に郷愁を感じて、困っものだった。
酒もタバコは、その匂いが臭いになり、更に悪臭へと変化すれば、断酒と禁煙もほぼ大丈夫なステージへと到達できたのではないだろうか。
閑話休題。
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