HALTと言われる心理状態になると、人は酒に逃げたくなるそうだ。
Hungry ・・(空腹)
Angry ・・・(怒り)
Lonely ・・(孤独)
Tired ・・・(疲労)
「酒に逃げる」を以前書いた記憶があって、ブログを探してみたら、断酒を始めた年の夏の終わりに書いていた。
(2013/8/29)『酒に逃げる心理(断酒168日目)』
酒を断ってから5か月くらい経っているのに、まだまだ飲みたくてたまらない様子が書かれている。今となってはとても貴重な当時の自分の状況だ。
酒に逃げたい時、まさに、人生からも逃げたい。本当は、どんなに辛くても、素面で諸問題と対峙し、睨みつけ、解決に踏み出さなければ、前進は無いのだ。でも、酒に逃げ人生から逃げたほうが楽なので、飲んでしまう。
酒には、諸問題からすぐに目を逸らし安逸に逃れることの出来る即効性がある。しかしこれは、高熱時に服用する解熱剤と全く同じで、対症療法に過ぎない。高熱の根本的な原因を突き止めて対処しない限り、一時的に熱は下がっても、また上がって来る。
飲んで酔っ払う「現実逃避」を続ける「逃亡生活」を続けるには、飲み続けなければならない。そうして、人生から逃げ続けている内に、いつしかどんな小さな問題にも対処することが出来なくなる。アルコール依存症が軽度から重度へと進行して行く。
本人や家族の綴る、現在進行形のブログで、そう言う人を何人も見て来た。
酒に逃げ、人生から逃げ、閉じこもって、ただひたすら飲む。身の回りのことは、家族に任せて、本人はひたすら酒を飲む。それが日常になってしまい、家族も半ば諦めている。一度酒に逃げることを覚えると、逃げ続けなければならなくなる。
逃げずに立ち向かう。つまり、酒を断つ。
これは、キツイ。キツイが、やるしかない。やってみれば、なんとかなる。
いつもブログで、似たようなことを、手を変え品を変え書き続けているのは、酒から離脱して、現実と立ち向かう人を応援したいからだ。
大丈夫!あなたなら出来る!
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