またまた、50代のおっさんが酔っ払ってやらかしたようだ。
この手のニュースに触れる度に、私はドキリとする。自分が酒を断っていなかったら、同じような事件を起こして、容疑者になっていたかもしれないからだ。
ネットで検索すれば出て来るので、リンクは張らないが、この事件の概略は、次のようだ。
時は、2016年3月4日午前0時40分頃。所は、東急大井町線尾山台駅に停車した電車の入り口付近。登場人物は、53歳の朝日新聞の社員Aと、29歳の会社員の女性B。
酔っ払ったAが電車の乗降口の辺りをふらふらしていて、乗降する人を妨害していた。女性Bが「迷惑じゃないですか」と注意したら、酔っ払いAは「おかしいのはお前だ」と言って、女性Bの頭を叩くなどの暴行に及んだそうだ。
取り調べに対してAは、「私が暴行をするはずがない」と言って、容疑を否認しているとのこと。
酔っ払い氏は、「おかしいのはお前だ」ってさ。
おかしいのはどっちだ?
これは、誰がどう見ても、一目瞭然である。
笑ってしまうのは、「私が暴行をするはずがない」との、発言だ。暴行をするはずがない「私」は、素面の「私」のはずであって、酔っ払った「私」は、如何様にも変心するではないか。
0時40分と言う時間を考えると、Aは相当飲んで泥酔状態だったのではないかな。アルコールが一定量以上脳に達すると、海馬が仕事をサボるので、行動の記憶は失われる。
泥酔した経験のある人なら、分かることだろう。飲みすぎて大失態をしでかした夜のことを、翌日鮮明に思い出せるだろうか。その夜の言動を逐一覚えているだろうか。
一滴も飲まない生活は、この点、安心・安全・快適である。
人生を何年と捉えるかにもよるが、仮に70年としたら、35歳で、80年としたら、40歳で、と言うように、大体半分くらいに達したら、酒を断ってしまうのが一番良い。
遅くとも50歳で断てば、少なくとも酒で晩節を汚すことだけは、避けることが出来る。
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