あと4日で、最後の飲酒から3年。
まさか、3年も続くとは...あの頃の自分の心を覗いてみると、本当にそんな感じだ。
この3年間の月日で、かなりの変化を見せたのが、自分の心だ。
例えば、風呂上がり。目の前に、良く冷えたビールとコーラが置いてあったら、どう反応するか?断酒からの経過年数で考えてみた。
初年度・・・両方とも見たくない!目を閉じる。
1年後・・・チラチラとビールが気になるが、コーラを手に取り、匂いを嗅ぐ。
2年後・・・ビールを睨みつけつつ、コーラを飲む。
3年後・・・コーラを手に取る。ビールは無視。
飲まない為に、視界からビールをシャットアウトするのが、初年度。
1年後は、少しビールに気が向きつつも、用心深くコーラにアルコールが混入していないか、確認する。
2年後は、怖い目でビールを睨みつけ敵対視して、コーラを飲む。
3年後は、ビールが視界に入ってもほぼ無視して、コーラをおいしく飲む。
来年の4年後、再来年の5年後は、一体どんな感覚なのか、楽しみだが、味わうには、日々断酒を続けて、あと1年、あと2年の月日を経なければならない。が、ここまで来れば、日々の酒なし生活が、全然苦でないどころか、もう当たり前になっているので、楽しみつつ待つことにする。
おもしろいのは、次から次へと出て来る、ビールやビールもどきその他酒の新製品に対して、いちいち反応せずに、とても冷ややかな視線を送ることが出来ていることだ。あー、メーカーも必死なんだな、と思うだけ。タバコの新製品と同じだ。
どんなにパッケージが新しくなっても、どんなにCMでタレントがうまそうな表情を見せても、所詮中身はそれぞれ、酒(エタノール&極微量メタノール)、タバコ(ニコチン&タール)であることに変わりはない。
ここまで来れば、もう酒なんぞ飲むことも無いだろう・・・が、これはまだまだ甘い。この点は良く分かっていて、今でも酒に対する警戒心は解いてはいない。
あと4日で、最後の飲酒から3年。だが、この数日の内に、飲んでしまったら、振り出しに戻って、また始めなければならなくなるわけだし...再飲酒の危険はいつだってある。
『緩めない 何年経ても 一瞬で 戻る地獄の 恐ろしきこと』
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