娘の卒業式だった。
子供の成長は早い。生まれた時には、首も据わっておらず、華奢で小さな小さな存在で、親としてみれば、早く大きくなってくれ、との思いで育てるのだが、大きくなって来ると、赤ちゃんの頃が懐かしい。
ところで、最近の卒業式では、「仰げば尊し」(←古すぎる!?)は歌われない。歌われたのは、「3月9日」だった。レミオロメンの「3月9日」。ご存知?
卒業、のテーマでは、酒からの卒業を何度も書いて来た。しつこいけれども、何度でも書く。
卒業式に関わらず、各種イベントでの学校の校長先生の話は、兎角長いだけで、退屈なことが多い。が、今日は違った。沢山の学ぶべき話が散りばめられた、中々の名演説であった。
中でも、ひとつだけ、書き留めておきたいと、聞きながらふと思ったのは、「言い訳をしない」と言うこと。言い訳をしないで、目の前にあることの、ひとつひとつに取り組んで行く。失敗してもいいじゃないか。それもあなた方の人生の糧になる。
言い訳をしない。これも、過去に何度もブログに取り上げている。
自分にも、家族にも、他人にも、言い訳ばかりの人生は、さすがにもう卒業して、これからは、黙々と小さなことからひとつずつ取り組んでみよう。(なーんてエラそうなことを書いている私も、まだまだこの点では、成長を続けている最中(笑))
何度も書いて来ているが、今日この文章が初めて目に触れる方もいらっしゃるはずなので、また書いておく。
先ずは酒を断って、飲酒学校からの卒業を図ろう。何よりも、酔うことの愚かさしか学ぶことのない飲酒学校を早く自主的に卒業すること。そこから、これからの人生が始まる。
ポイントは、飽くまでも《自主的》な卒業。
もう、一生分飲んだ。もう十分だ。これ以上飲酒学校に在学しても、なにも学ぶことがない。こんな感じで、満足して卒業するのが良い。
『飲酒学校卒業証書
あなたは、xx年間、飲酒学校において学び、必要にして十分な飲酒のあれこれを身に付けたことを、ここに証します。
二度と、戻って来ないで下さい。
2016年3月18日 飲酒学校校長 呑田呉夫』
蛇足だが、ブログに貼ってある断酒日数のブログパーツが「1100日」を示している。私が酒から卒業してから、区切り良く1100日経ったのか。
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