これも何度も書いた話だ。
書くことが無い日は、身近な人の言葉でも書こう。
今日のかみさんの言葉。
「飲まないほうが、人生まるまる得してるのよ(笑)」
かみさんと出会って、飲めない人だと分かった時、この人は、人生の楽しみを半分失っていると、心底思った。その思いは、自分が酒を断つまでずっと続いていた。ところが、自分が酒を断つことにより、全く180度、考え方が変わった。と言うような話をしていた時に、出た言葉だった。
酒を飲まないと、人生がまるまる得!?
生まれてからずっと、酒の勢いなど借りることもなく、本音で生きてきた人の言葉は、説得力がある。
飲んで酔って浮かれ騒いで気が大きくなって、しかし、翌日ふと気づいて見れば、いろんなものを失って、愕然としていた自分。
生まれつき飲めない体質で、飲むことが致命傷になることが予め分かっており、決して身体に酒を入れることのない、かみさん。
私のような酒の飲み方をしていれば、人生丸損の方向へと自らナビゲートしていたようなものだな~。もちろん、酒飲みの人の全てがそうだ、などとは言えない。きちんと自分で決めた量と飲み方を守っている方は、当てはまらない。
どうせ一度きりの人生を生きるなら、損するより得したほうが良い。強調したいのは、金銭的な損得ではなくて、生き方の損得の話だ。が、断酒は自ずと金銭的な損得に於いても、《得》で《徳》な人生へとつながる。
世の中の、酒飲まぬ人は人にあらず、みたいな風潮に負けてはいけない。酒飲まぬ人が真の人なのだ。酒を飲まない人は、酒の害悪から距離を置き、真の人生を生きることが出来るのだ。
この辺りのことは、過去も今も未来も、報道を賑わしている酒飲みの事件を鑑みれば、子供でも簡単に飲み込める話だ。いい大人が、酒を飲んではやらかして、タイホされいるのだもの。
或は長年の飲み過ぎが祟って、癌をはじめとする疾患が身体を襲って、後悔先に立たない思いに駆られている場合もあるだろう。あんなに飲まなければ良かった!と思う前に、断って良かった!の方向へ、進もう。
「酒を飲まないと人生がまるまる得」
飲まなければ、人生まるまる!丸丸!○○!二重丸の人生だ。
追記:
YahooのANNニュースに、次の記事が出ていた。
「東京消防庁によりますと、先月19日から3日までに都内で急性アルコール中毒で104人が救急搬送されました。20代が40人と最も多く、30代が17人、80代も8人が搬送されました。花見での飲酒が多かったということです。男女18人は入院が必要と診断されました。東京消防庁は、アルコールの弱い人に無理やり飲ませないよう注意を呼び掛けています。」
驚くのは、80代が8人も搬送されたと言うこと。80代ならば、飲酒歴半世紀以上になるのかもしれないが、どんなに長く酒を飲んでも、飲む量の加減は出来ないんだな〜、と思った。
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