一緒に酒を断っている方から入るコメントは、中々どうして、実践者ならではの、時にハッとさせられる宝石のような輝きを放つ言葉が埋まっていることがある。
昨日（2016/4/21）の記事『実はシンプルな病（断酒３年３８日目）』に頂いた、よしあき75さんのコメントより。
《のみすけさん
あれこれ考えず今日もシンプルに断酒です。》
私からの返信。
《よしあき75さんへ
おっしゃるように、あれこれ考えないほうが結果は良いですね。
酒やめたらどうなるんだろうとか、酒やめられるんだろうか、とか、やめてもSLIPしちゃうんじゃないか、とか、やめてもいないのに、やめる前からあれこれ悩んでいる人もいます（笑）》
あれこれ考えずにやめる。
言葉を変えてみると、
四の五の言わずにやめる。
昔、ＣＭで、「男は黙ってサッポロビール」って、俳優の三船敏郎がやっていたけれど、「断酒は黙ってヤッテミール」ってところだろう。
私の場合、断酒やアルコール依存症に関して、全く知識が無かったので、正にあれこれ考えずにやめた。
だが、その日から、これほど辛い断酒とは、一体何なのか、飲まない日々を重ねながら、本を読んだり、ネットで医療サイトや断酒のブログなどを読み漁り、学んだ。
一度やめたら、一生絶対に飲まない、飲めない、などと悲壮感を漂わせないで、試しに３日やめてみたらどうだろうか。案外楽にそのまま継続できる人もいるかもしれない。もちろん、かなりキツくて、３日も持たないかもしれない。
それから、自分なりのやり方、作戦を考えてみるのも良いかもしれない。
あれこれ考えず、やめたいなら、３日とは言わない。先ず１日だけやめてみたら如何だろうか。
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