ＪＲ山手線の某駅の天井近くにどでかいポスターが貼られていて、とっても素敵な文言が書かれていた。
三井住友海上保険のポスターだった。
「一歩踏み出す、という希望。
踏み出してしまった、という不安。」
この文言が私の目に飛び込んで来た時、
（わ！なんだよこれ、オレが酒をやめた直後の心境じゃないか！）
と思い、スマホでパチリ！
帰宅してから調べて見ると、この会社の、新入社員採用の為のコピーだった。
「未来は、希望と不安で、できている。
一歩踏み出す、という希望。
踏み出してしまった、という不安。
大切なものがある、という希望。
失いたくない、という不安。
初めて、という不安。
ここから始まる、という希望。
今、想像もできないくらいの希望と
今、想像もつかないくらいの不安を胸に、
進んでいくすべての人のために。
人の明日をつよく。社会の未来をつよく。
三井住友海上です。」
未来は、希望と不安で、できている。
なんて素晴らしい言葉だろう。人は誰でも、希望と不安のバランスをうまく取りながら、今を生き、未来へ向かって前進するしかない。
断酒も、飲酒をやめて一歩踏み出そうと言う希望と、いざ本当にやめた時、断ってしまったけど大丈夫だろうか、と言う不安が半端ではなく、暫く続くのだ。
酒を断つことが出来たなら！・・・これは想像もできないくらいの希望。
断酒を本当に自分が始めた！・・・これは想像もつかないくらいの不安。
最初は《希望＜不安》
段々と不安が小さくなって行き
１年くらいで《希望＝不安》
そこからは
段々と《希望＞不安》
こんな感じだ。
酒を飲まない生活は、未来ではなく、今始めることが出来る。
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