酒を断とうと志し、実際に始めては見たものの、1週間も持たずに飲んでしまう人も多いだろう。
何度も何度もしつこく書いているけれど、酒をやめたくても中々やめられない人は、酒に対する認識を180度変えなければならないと思う。
酒は、堂々と売られているけれど、飲酒に問題を抱えている人には、《飲み物》ではなくて、《薬物》なのである。
私は、努力して酒を大嫌いになった。もし、酒を好きなままでいるとしても、自分の大好物の酒という飲料は、実は薬物エタノール(アルコール)なのだ。このことを、きちんと学んで頭に叩き込む必要がある。
エタノールに関して、一体どんな化学物質で、人体にどんな影響を及ぼすのか、自分できちんと調べるの一番良い。もちろん素面の時に。
口から入った酒は、肝臓でその主成分エタノールが分解されるが、処理しきれない分は、血液に入り全身を巡る。エタノールの血中濃度は、身体の大きさや、体液の量や、アルコール分解酵素の活性度合いによって、全く異なるので、同じ量を飲んでも、平気な人もいれば、ぶっ倒れてしまう人もいる。
自分が好んで飲んでいる酒と言う名の液体は、薬物だと、自分に良く言い聞かせ、もしやめるのにかなりの困難を伴うのであれば、自分ひとりでもがいてもダメなので、自分がアルコール依存の病気であることを認めた上で、医療機関、自助の会に助けを求めるのが一番だと、私は思う。
エタノールの脳への薬理作用は、調べれば調べるほど、自分の経験や、世に数多く起きている飲酒絡みの事件などと、照らし合わせてみると、如何に恐るべきものか、鳥肌が立つくらいだ。
私は、飲酒時代、自分自身が気軽に酒を飲んでいたわけだが、今では酒を飲んでいる人を見ると、目を背けるようになってしまった。それが、缶ビールとか缶酎ハイ程度の、アルコール度数の低いものであっても。
酒の中に入っている薬物は、エタノール(アルコール)である。それは、人体に害を及ぼすことが分かっている。
----*----*----*----*----*----*----*----*----*
Happy!《読者通信》にNoSakeさんから2通メール便が届いてました。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)