自分の断酒は3年2か月目に入っている。
この間、特に断酒初年度は、私に酒を勧める人のいないように、また、自分自身の飲酒のストッパーにもなるように、周囲に自分が酒をやめたことを宣言したものだ。
断酒の女神は私を優しく見守り、ついに酒とはかなりの距離を取り、快適な日常生活を送れるようにまでなった...と、自分が酒を断ったことに関しては、予想外の順調さを自分自身喜んでいるのだが...
3年以上の長きに渡って、ずっとブログに断酒関連のことを書いて来たわけだが、今日、ふと素朴な疑問と言うか、飲酒VS断酒の事情について、身近なところで気付いたことがある。
それは、私の周囲にいる、私と同じレベルかそれ以上ののんべー達の中で、酒を断った人がひとりもいない!と言うこと。ひとり、酒を断った人で、私より8つ年上の知人がいるが、この人は、元々そんなに飲む人ではなかった。
私のかつての飲み仲間は、皆私と同じかそれ以上飲む人ばかりで、私が酒を断った後も、酒での色んな失敗談を聞いている。どんなに辛い目に遭っても、彼らは酒を断とうとはしないのだ。
このことを考える時、私は、酒の恐るべき側面について改めて思い知らされるのだ。
酒を断つ、と言う発想が、そもそも湧いて来ない。私も、酒で何度もとんでもない失敗をしたのに、酒を断たなければ、と考えるまで、実に30年以上もかかってしまった。
この3年間で、私の周囲でさえ、自ら酒を断つ行動を起こす人が殆どいない中で、このブログを読んで下さる断酒仲間の方は、とても貴重で、かつ本当に少数派の方々だと思う。
恐らく、断酒仲間の方々の周囲でも、自ら決断して酒を断っている人は、いないのではないだろうか。
自分で気付き、自分で決断し、酒を断っている人は、本当に素晴らしい!
もし、あなたの周りに、ひとりでも同じように酒を断っている人がいたら、とても貴重な存在なので、大事にして、是非励ましあって、断酒生活を楽しんでほしい。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)