何にしても、商売は、継続的に来てくれる人、買ってくれる人、利用してくれる人がいてこそ成り立つ。
タバコは有害と言われながらも、タバコを作る会社が潰れないのは、喫煙する人が存在するからである。リピーターは、ニコチンを体に入れないと落ち着かないカモに、自らを仕立ててしまった人々。
さて、酒。
これも全く同じで、一度その味と酔い加減を覚えてしまった人は、リピーターとなって、せっせと酒の消費に余念が無くなる。二十歳を過ぎたら飲んでもいいよ、と言うのは、こうしたカモを増やすための甘言なのだ。
タイトルこそ「飲んべーはカモなのカモ」と濁してみたが、本文では「飲んべーはカモなのだ!」と断言しておく。
私も、タバコと酒のカモ歴は長かった。タバコも酒も、人間の体には不要で有害なものなのに、一度囚われてしまうと、その強力な依存作用によって、カモ化されてしまうのだ。本人は自分がカモになっていることに気付かない。
ちょっと話しは変わって、今日たまたま見つけた、「患者よ、がんと闘うな」で有名な、近藤誠医師の言葉。
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あなた方は言ってみれば「釣堀の魚」。釣り糸をたれるのは医療産業で、釣り針の先には早期発見・早期治療というエサがぶらさがってる。健康な魚がパクッと食うと、吊り上げられて後は適当に料理されちゃう。
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近藤先生の唱える本物の癌と、がんもどき理論については、私は全くの門外漢なので、ここでは何も述べないが、上記の言葉が、飲んだくれ、つまりはアルコール依存の人への警鐘とも読める。
ちょっと書き換えると、
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あなた方は言ってみれば「釣堀の魚」。釣り糸をたれるのは酒造産業で、釣り針の先には酔いと言うエサがぶらさがってる。健康な魚がパクッと食うと、釣り上げられて酒なしではいられなくされちゃう。
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このことに気付いたら、酒を断って、カモから人間に戻ろう。
※「カモ」は、利用しやすい人、騙されやすい人、詐欺に引っかかる人の意味。鳥の鴨は、私は大好き。
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