またしても、一番身近にいる断酒仙人のかみさんに1本取られた。
この頃、酒を飲まない生活に更に磨きがかかって、とても快適なので、もっと前から断酒してれば良かったなぁ~と、かみさんに聞いてほしくて、ついつい口に出てしまったのだが...
昨日(2016/6/26)の昼、珍しく家族全員が揃ったので、暑いことだし、乾麺のうどんでも茹でて、冷やして、ツルツルっと食べよう、と、台所に夫婦で立っていた時の会話。
のみすけ:「やっぱり酒飲まないと、一日がとっても楽しいな」
かみさん:「この間は魚も釣れたしネ(笑)」
の:「ははは!ところでさ、結婚した頃に、オレに酒やめろって言ってくれてれば、もっと早くから断酒出来たのにな~」
と、ただ気軽な気持ちで...言ったら、かみさん、キリッと表情が変わって...
か:「え!あのさ、もし私がそれ言ったとして、あなたそれで酒やめたと思う?」
の:「う!...ん~......思わない!」(やば!怒らせちゃった!)
か:「あのね、そんなこと当たり前だよね。自分で気付かなきゃ、お酒なんてやめるわけないもんね。お酒飲む人って、人の言う事なんか聞かないもん!」
ついさっきまで笑顔だったかみさんは、目付きが真剣でコワイ。
最初の頃から読んで下さっている方はご存知だろう、うちのかみさんは酒を飲まない、と言うか、正確には飲めない体質。なので、私のような飲んだくれ人間からすると、丸で仙人なのである。何せ、人生に《酒》が無いのだ。
我が家の仙人から改めて学んだことは、酒を飲み始めたのが自分なら、断つのも自分しかいないと言う、当たり前のことだ。医者や家族や友人に、酒をやめろと言われても、やめないか、渋々やめても長続きしないはずだが、自分で心底悔い改めた上での断酒ならば、継続の可能性は高い。
つい最近断酒を始めた方も、何年も断酒されている方も、自らの意思でスタートしたことは同じで、経過日数の長短があるだけだ。が、経過日数そのものが、実は一番の妙薬であって、長くなればなるほど、飲まない生活が快適になってくるのだ。
だから、どうか、今が苦しい方は、良薬は口に苦しだと思って、飲まない生活を続けてほしい。もちろん、ただ我慢しているだけでは、どんなに年月が過ぎようと、辛いだけである。積極的に酒害を学ぶ、医療機関にかかる、自助の会に参加する、ブログを書く、などの行動を取ることが大切。
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